面接で必ず聞く質問の「あなたの短所は何ですか?」
という質問に対して、答えない方がいい短所を
「面接で落とされる短所を紹介します」の記事で紹介しました。
ですが、上の記事ではあげた「ダメな短所」をもう面接シートに書いて提出してしまった方もいるかもしれません。
そんな方のフォローができていないなと思い補足の記事を書きました。
この記事を読めば
・短所で減点されない方法
さらに
・短所で印象を上げるテクニック
が分かるようになっています。
もくじ
短所は気を付けることが多い
紹介した記事でも書いていますが、短所は気を付けないといけないことが多いです。
なぜなら「短所は何ですか?」という質問だけで
・「仕事への(悪)影響や公務員への適性」
・「欲しい人材にあてはまらないかどうか」
などを確認しています。
詳しくは「面接で落とされる短所」の記事で紹介したので
面接を受ける前、面接カードを書く前に読んでおくと参考になるはずです。
ですが冒頭でも書きましたが、すでに面接カードで短所を書いて提出した方は今更訂正できません。
そこでどうやって短所をフォローして、減点を防ぐ(加点を狙う)か次に説明します。
ちなみに、減点される短所を書いてなくても短所を補えてるかは絶対に聞いてきます。
その場合もどう答えればいいのかを紹介しますね。
短所のカバーの仕方
当然ですが誰にでも短所はあります。
「短所はありますか?」という質問に
「ありません!」と答えた人も数年に1人いるかいないかレベルだそうです。
(僕は会ったことないですが、他の自治体に居たと聞きました。会ってみたい)
短所はどうカバーするかが大切
「短所は何ですか?」という質問で聞きたいのは「あなたの短所」だけでなく
「その短所をカバーするために、あなたが気を付けていること」です。
正直、残念な短所でない限り「気をつけていること」にしか興味がないと言っても過言じゃありません。
そこで短所を聞かれた場合は
「自分の短所」
「具体例(短くてOK)
「その短所をカバーするために気を付けていること」
を答えるのがベストですし、最後の気をつけていることを言い忘れると
「では、あなたはその短所を補うために何かしてますか?」と絶対に聞いてきます。
なぜなら、そこが聞きたいから。
ですが、最初から面接官が聞きたいことも答えてあげた方が印象がよくなるので
「気をつけていること」も自分から言いましょう。
オススメの言い回し
次に短所をカバーするためのオススメの表現、言い回しです。
主にこの3つを具体例の前に居れれば大丈夫
「プライベートでは」
「時々」
「少々」
これは減点される短所にも有効です。
具体例
特に「プライベートでは」という表現が一番強力なのでオススメ。
例えば「おおざっぱ」
これ、精密な仕事が要求される職場では致命的な短所です。
でも「プライベートではおおざっぱで、食べ物にこだわりがありません」
「もちろん仕事(アルバイトでもOK)では細かいところまで目を配るようにしています」
と言えば、「プライベートではおおざっぱだけど、仕事はきちんとこなしてくれるのかな?」と評価します。
短所で印象を上げる裏技
最後に本来はマイナスのイメージの短所を利用して、面接官に好印象を与えるテクニックを紹介します。
短所で印象を上げるには
短所で印象を上げる方法は1つ。
それは「ギャップ」を利用することです。
例えば、よくある?「見た目怖そうな不良が野良猫を助けてたら好感度アップ!」ってのと同じ(笑)
もっと詳しく説明しますね。
具体例
例えば、見た目が明らかに怖い人。
目つき悪かったり、顔が怖かったり。
そんな人は短所で「表情がかたい、怖いといかれる」といってもOKです。
でも、それだと
住民対応がある自治体は受からないんじゃないの?
その心配はありません。
というより、表情が硬かったり、顔が怖かったら
短所で言わなくても面接官は最初に見た時点で思ってます。
それどころか、「この人には住民対応させられないな」と第一印象だけでマイナス評価に傾きつつあります。
そこにあえて自分から短所としてアピールすることで面接官は「え?」って思いつつも
「たしかに、そうだよね。自覚あるんだ(笑)」とも思うので少し笑います。
そして、「実は話しやすい」「人と話すのが好き」などのエピソードを伝えるとマイナスなイメージが一気に好印象に変わるんです。
この短所を笑いに変えるテクニックは減点されるリスクのある第一印象をあえてネタにすることで
それを笑いに変えて面接官に好印象を抱かせることができるので、オススメです。
ちなみに、顔が怖い人よりも「おとなしそうに見える」人の方が公務員志望の方には多いと思いますが
その場合も自分から「おとなしそうに見える」のが短所と言ってOK
その後、実は行動的・積極的なことを示すエピソードを言えば、同じように 短所を笑いに変え、加点(好印象)につなげることができます。
まとめ
・短所の質問で聞きたいのは「その短所をカバーするために、あなたが気を付けていること」
・短所のエピソードに「プライベートでは」「時々」「少々」を入れると、マイナス評価を受けにくい
・「ギャップ」を利用して短所で印象を上げる
・短所(特に見た目で分かる)をあえてアピールして笑いを誘い、面接官に好印象を抱かせる
どうでしたか?
短所のカバーの仕方や短所を笑いに変えて印象を上げるテクニックを使えば、短所の質問で必ず加点をもらえます。
それどころかあなたへの印象が良くなっているので、その後の面接がうまくいきやすくなります。
ぜひ、面接でも利用して合格をつかみ取ってください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!