労働基準監督官に興味あるけど給料ってどのくらいなんだろう?
ボーナスや年収、生涯年収も知りたいな
という方にオススメの記事です。
今回は、ブラック企業の取り締まりや違法な解雇などの取り締まり等を行う 労働基準監督官の給料についてまとめました。
この記事を読めば、 労働基準監督官の
・月額給料(平均額・平均年齢)
・ボーナス(平均額・平均年齢)
・平均年収(平均額・平均年齢)
・退職金
・生涯年収
が分かります。
この記事内の数値は人事院の最新の統計資料(平成31年国家公務員給与等実態調査の結果)を参考に算出しているので、もっと詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。
もくじ
労働基準監督官の給料
労働基準監督官の月額給料の平均は330,625円(平均年齢 43.6歳)です。
月収はここに各種手当がついたものなのであまり参考にはならないですね。
ちなみに、国家公務員(行政職 全体)の平均給料は329,852円(平均年齢 43.5歳)です。
労働基準監督官の給与(=月収)
労働基準監督官の月額給与の平均
労働基準監督官の月額給与の平均は458,696円(平均年齢43.6歳)です。
これがいわゆる月収で手取りに直結します。
(手取りはここから年金・税金など引かれるので給与の8割ほどの約37万円です)
先ほどの給与に各種手当(残業代、地域手当、住宅手当など)が加算されたもので、先ほどとの差額約13万円が手当に当たります。
労働基準監督官の年齢別月額給与
年齢別の給与額は以下の通りです。
20歳未満 | 208,951円 |
20~23歳 | 245,536円 |
24~27歳 | 287,710円 |
28~31歳 | 331,255円 |
32~35歳 | 379,628円 |
36~39歳 | 418,257円 |
40~43歳 | 454,639円 |
44~47歳 | 494,242円 |
48~51歳 | 530,012円 |
52~55歳 | 549,126円 |
56~59歳 | 559,986円 |
労働基準監督官のボーナス
労働基準監督官のボーナス平均額
労働基準監督官のボーナスの平均は1,659,294円(平均年齢43.6歳)です。
扶養者がいる場合は、平均で4万円ほど加算されます。
労働基準監督官の年齢別ボーナス額
年齢別のボーナス額は以下の通りです。
20歳未満 | 806,625円 |
20~23歳 | 940,122円 |
24~27歳 | 1,055,623円 |
28~31歳 | 1,185,215円 |
32~35歳 | 1,336,249円 |
36~39歳 | 1,519,245円 |
40~43歳 | 1,701,295円 |
44~47歳 | 1,832,964円 |
48~51歳 | 1,927,811円 |
52~55歳 | 2,001,201円 |
56~59歳 | 2,060,127円 |
労働基準監督官の年収
労働基準監督官の平均年収
労働基準監督官の年収の平均は7,163,646円(平均年齢43.6歳)です。
参考:国家公務員(行政職全体):7,224,100円(平均年齢 43.5歳)
地方公務員(行政職):6,376,820円(平均年齢 42.3歳)
労働基準監督官の年齢別年収
年齢別の年収は以下の通りです。
20歳未満 | 3,314,037円 |
20~23歳 | 3,886,554円 |
24~27歳 | 4,508,143円 |
28~31歳 | 5,160,275円 |
32~35歳 | 5,891,785円 |
36~39歳 | 6,538,329円 |
40~43歳 | 7,156,963円 |
44~47歳 | 7,763,868円 |
48~51歳 | 8,287,955円 |
52~55歳 | 8,590,713円 |
56~59歳 | 8,779,959円 |
労働基準監督官の退職金
労働基準監督官の退職金は22,231,000円(定年まで勤務した場合)です。
国家公務員(行政職全体)の退職金;21,492,000円(定年まで勤務した場合)
内閣官房:退職手当の支給状況(平成29年度)より
労働基準監督官の生涯収入
生涯収入(大卒)
労働基準監督官の生涯収入は大卒の場合280,716,068円です。
最後に地方公務員や民間と比較してみます。
地方公務員や民間企業と比較
・労働基準監督官の生涯収入(22〜59歳):280,716,068円
・国家公務員(行政職)の生涯年収(22〜59歳):283,318,223円
・地方公務員(行政職)の生涯年収(22〜59歳):261,247,394円
・特別区職員(行政職)の生涯年収(22〜59歳):279,080,610円
・民間企業(男性:大卒)の生涯年収(22〜59歳):288,000,000円
・民間企業(女性:大卒)の生涯年収(22〜59歳):235,500,000円
地方公務員は、総務省発表の統計資料「 平成30年地方公務員給与実態調査結果等の概要 」から算出。
民間企業は「労働政策研究・研修機構 ユースフル労働統計2017」から引用。
まとめ
労働基準監督官の月額給料 330,625円(平均年齢43.6歳)
労働基準監督官の月額給与 458,696円(平均年齢43.6歳)
労働基準監督官のボーナス 1,659,294円(平均年齢43.6歳)
労働基準監督官の年収 7,163,646円(平均年齢43.6歳)
労働基準監督官の退職金 22,231,000円(大卒で定年まで勤務した場合)
労働基準監督官の生涯年収 280,716,068円(大卒で定年まで勤務した場合)
労働基準監督官の給料をまとめましたが、国家公務員(行政)よりはわずかに低いですね。
これは、今回比較対象で示している 国家公務員(行政全体)には官僚の給料も含めたものだからです。
また、国家公務員は残業時間や残業代が公開されていないので、残業代を加算するともう少し増えます。
こちらの国家公務員への残業時間に関するアンケート調査から省庁・機関別の残業時間と残業代をまとめてあります。
もちろん、地方公務員よりはどちらも高いことには変わりありません。
給料だけでなく、政令市での面接官の経験を活かした面接対策などもこのブログでは紹介しているので参考にしていただけると幸いです。
特にリサーチや面接でこの記事が役に立つと思います。
公務員面接で高得点をとる裏技【元政令市人事が教える公務員試験の面接対策】
最後までご覧くださりありがとうございました。