理系公務員(土木・機械・化学・農業など)志望なんだけど、どこの予備校も専門コースがなくて辛い
理系公務員を目指すなら予備校に行くべき?
理系公務員志望にオススメの予備校があれば教えてほしい
という悩みを解決します。
公務員予備校はたくさんあるのに、多くの講座は事務職志望のコースで他は保育士・保健師・消防士・警察官志望のコースしかなく、理系公務員を目指す方はどこに行くべきか悩みますよね。
また専門のコースがない一方で筆記試験の対策は大変なので理系公務員に興味はあっても挑戦できない方は多いと思います。
そこでこの記事では
・理系公務員専用コースがある公務員予備校(LECとTAC)の比較
・理系公務員にオススメの公務員予備校がLECな理由
について解説します。
もくじ
結論「理系公務員志望の方にオススメの予備校はLECです」
理系公務員専門コースがあるのは、LECとTACだけ
公務員予備校には大手だけでもLEC、TAC、大原、大栄などありますが、その中でも理系公務員専門コースがあるのはLECとTACだけです。
(注)通信のみの予備校(クレアールやアガルートなど)なら理系公務員専門コースがある場合もありますが、公務員試験で最も重要な面接対策まで考えるとLECとTACのコースが充実しています。
そのため、理系公務員志望の方に合っているのはLECとTACの2校のみになりますが、その中でLECがオススメです。
LECをオススメするのには当然理由がありますが、ぞの前にまずLECとTACの理系公務員専門のコースの特徴を紹介しますね。
LECとTACの理系公務員専門コースの比較
LECの理系公務員専門コースの特徴
・通信講座・通学講座を問わずWebでのフォローが標準装備。講義をダウンロードしてどこでも勉強可能な上にわからないところは教養・専門問わず質問可能。
・担任講師制度があり、最新の情報や個人の状況や性格に合わせたカリキュラムの作成、学習面での不安の相談、合格までのモチベーション維持をサポート。
・過去8年分の本試験(国家一般職試験)の過去問と解説が手に入る。
・専任講師による論文・専門記述対策、志望動機やES,面接シートの添削、模擬面接が回数無制限で受講可能(Webでの模擬面接が可能)
・費用は2020年合格コースで230,000円(通信のみ)。2021年合格コースで289,000円(通信)~339,000円(通学)
・地方上級・国家一般職コースと国家総合職コースが分かれている(LECのみ)
・LECのみ「農学専門コース」がある
理系専門科目を勉強しているとわからないことが多く出てくると思います。そんな時通学でなくてもネットで質問し放題なのは安心ですよね。
また、自分の状況(仕事等の忙しさや勉強の進み具合など)を踏まえて、相談相手になってくれる担任がいることも重要です。
なぜなら、公務員試験は長丁場になるのでどうしてもやる気がなくなってしまう時があります。そんな時にアドバイスや喝を入れてモチベーションを保ってくれる存在は大切。
さらに僕もそうでしたが、時間や距離の問題で予備校に通学できない人の方は多いですよね。そんな中でも添削や模擬面接をWebで受講できるのは大きなメリットで、これはTACにはないLECだけの特徴です。
また農学専門コースがあるのはLECだけで、地方上級・国家一般職コースと国家総合職コースが分かれているのもLECのみの特徴。
TACの理系公務員専門コースの特徴
・通信講座にはWebでのフォローが標準装備。講義をダウンロードしてどこでも勉強可能な上にわからないところは教養・専門問わず質問可能。ただし、通学講座でWebフォローはオプション料金(31000円)。
・担任講師によるWebでのホームルームで最新の情報を適宜更新。さらに個人の状況や性格に合わせたカリキュラムの作成、学習面での不安の相談、合格までのモチベーション維持をサポート。
・過去5年分の本試験(国家一般職試験)の過去問と解説が手に入る。
・専任講師による論文・専門記述対策、志望動機やES,面接シートの添削、模擬面接が回数無制限で受講可能(模擬面接は校舎でのみ)
・費用は2020年合格コースは170,000円(通信)~301,000円(通学)。職種により金額は異なる。 2021年合格コースは393,000円。
TACの理系公務員専門コースの特徴はLECのものと比べると担任講師によるWebでのホームルームがあることと、2020年合格コースの最安値のコースがLECよりも安いこと以外では同じか、少しさみしい内容。
特に通学の場合Webフォローが追加料金になる点、そして模擬面接が後者でしか受けることができないのは、面接重視の公務員試験ではデメリットです。
TACは都庁や特別区に加え、労働基準監督官や財務専門官などの国家公務員試験で合格者数1位(上位合格も多数)と発表している分、事務系の公務員試験は得意にしていますが、理系公務員コースは合格者数の発表がなく(LECもありません)事務系の試験ほど得意でない可能性があります。
しかし、難関である都庁や特別区、国家公務員試験で多くの実績を出している(そしてそれを公表している)点で特に事務系の試験や教養対策ではTACが優れていると言えます。
コース内容以外でLECが理系専門職にオススメの理由
LECとTACでも理系専門職コースを比較しましたが、コースの内容以外にもLECをオススメする理由はあるので、次はそれを解説します。
理系専門職の講座を30年以上続けている
それはLECの理系専門職の講座は公務員予備校の中でも最も長く、1987年から30年以上続けています。
ただ「長く続けている=伝統がある=オススメ!」なんてふざけた理由ではありませんので安心してください。
公務員予備校は民間企業が運営しているので、当然ですが利益が出ない講座は消滅しますよね。
それでも30年以上理系専門職専用のコースを開設し続けているというのは、十分受講生が集まっているからです。
そして、受講生が集まっているのは結果を出し続けているから。
結果が出ない、つまりLECの理研専門職コースに通っても合格できなければ、今の時代すぐに叩かれて悪いうわさが広まります。
そんな中30年以上に渡って理系専門職の講座を開設し続けているのは結果を出し続けている、つまり毎年多くの合格者を出し続けているからにほかなりません。
情報が蓄積される
LECの理系専門職コースが30年以上の歴史があり、それは多くの合格者を出し続けているからだと解説しましたが、そのメリットを紹介します。
それは「情報が蓄積される」ということ。
合格者に「合格報告書」を出してもらう習慣がどこの予備校にもあります。(予備校により名称は違うかと思いますが、ここでは「合格報告書」とします)
この「合格報告書」を読めば、以下の情報を知ることが可能
・合格者の年齢・性別・学生or社会人or公務員浪人かなど合格者の情報
・筆記試験の傾向とオススメの勉強法
・個別面接や集団面接の質問内容と面接・面接官の雰囲気や人数、試験時間
・集団討論のテーマや進行方法(個人での発表の有無や追加課題など)
・筆記や面接対策でやってよかったことや反省、次の受験生へのアドバイス
これらの情報に加えて、どんな問題が出たかを講師は受験生にリサーチし、その積み重ねによって講義の内容やテキストが変化していくんです。
つまり、より多くの情報があればあるほど、より本番の試験に効果的な講義やテキストができていきます。
そのため、長い年月を積み重ねたLECの講座がオススメです。
さらに受講生はこの報告書を見ることができるので勉強の仕方はもちろん、面接対策やモチベーションアップにも役立ちます。
加えて予備校での模擬面接はこの報告を元に想定質問を考えて行われるので、より多くのデータが蓄積されている点は大きな長所なんです。
まとめ 好き嫌いもあるからまずは確認!
これだけ、LECの理系専門職コースを勧めておいてなんですが結局は好き嫌い、相性が重要。
どれだけよく練られたテキストやわかりやすい講義でも合わなければ身に付きづらいこともあります。
しかし、LECもTACもどちらのコースも安くても20万円近くかかり非常に高額なので、「入ってみたけど合わなかったから辞めてもう一方に入り直す」というのはお金がかかりすぎます。
それを防ぐためにも、まずは資料請求をして資料をしっかり読み込み、分からないことがあれば電話やメール等で確認してから選ぶべき。
この記事を読んでもどちらを選ぶか決めていれば問題ないですが、少しでも迷っているなら、まずは以下の2校の資料請求をして読んでから迷いましょう!
追記 始めるなら早い方がいいです
LECとTACどちらの予備校にも2020年の合格を目指すコースはあります。
LECの場合は「1日1コマで4か月でカリキュラムを終了できる」とあり、TACの場合は速習としか説明がありませんが、おそらく同じくらいの授業数、スケジュールなのでしょう。
1コマ90分とすれば1日3時間で2か月で勉強を終えることができ、4月からでも県庁等の地方上級職試験はもちろん国家公務員試験までに授業を全て終わらせることは可能です。
しかし、公務員試験で重要なのは過去問の演習、つまりインプット中心の授業よりもアウトプット中心の演習をいかに積んだかが得点に現れます。
また授業は1コマ90分でも、習ったことを定着させるには復習や、やはり問題演習が必要。
もちろん授業内でも問題演習はあると思いますが、1.2問演習問題を解いた程度ではなかなか定着しません。
だからこそ、より多くの演習のための時間を取るには、少しでも早く取り掛かることが大切なんです。
また、ここ数年は景気がよく就活生の売り手市場に加えて、さらには団塊世代の退職で公務員の募集人数が増えたことも重なり、公務員試験の倍率も一時期に比べると下がり気味でした。
この好景気も以前から「オリンピック特需」「オリンピックが終わるまで」と言われていましたが、そのオリンピックは今年来年終わりますよね。
さらに世界経済に好影響を及ぼしていた中国経済の成長も鈍りだした上に、コロナウイルスの影響で悪化することは避けられません。
景気が悪くなるとリスクの少ない公務員の人気が高くなるのは間違いありません。
以上のことから、公務員試験の倍率が上がり始めると考えられます。
倍率が上がれば当然公務員になるのは難しくなりますよね。
だからこそ、公務員に興味あったり、目指している方は今年必ず合格できるように今すぐ行動すべきです。
迷っている方もとりあえず資料を読んでみてはどうでしょうか?(どうせタダですし)
資料請求は↓のバナーからも可能です。
それでは、最後までご覧くださりありがとうございました。