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公務員試験の面接対策

適性検査は意味あるの? 元採用担当者が解説します

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適性検査って受けたことありますか?

 

就活や公務員試験を経験した方なら受けたことありますよね?

 

適性検査と言っても、特に性格に関する検査の方です。

 

受けたことはあっても、これ何の意味があるんだろうって思った方もいますよね。

 

そこで今回は適性検査(特に性格に関する)をやる意味を人事目線で解説します。

 

この記事を読めば

・適性検査をやる意味

・適性検査で合否が決まるか

・おまけ 無料で受けることができる適性検査

が分かります。

 

もくじ

適性検査とは

 

適性検査には大きく分けて2種類あります。

 

1つは多くの民間企業が採用しているSPIと呼ばれる試験で、算数や国語の問題を解かせて、受験者の事務処理能力を見るもの。

 

これは公務員試験の筆記試験のようなものですね(SPIの方が出題範囲が狭く簡単なことが多いですが)

 

もう1つは性格やストレス耐性、意欲や行動の特性・傾向を見るもの。

 

いわゆる心理テストみたいなものですが(笑)

 

今回取り上げてるのは、この「心理テスト」形式の適性検査です。

 

検査の仕組み(例)

 

「心理テスト」形式の適性検査の仕組みを簡単に説明します。

 

分かる方は飛ばしてOKですよ。

 

よくあるのは

・AとBのよりあてはまるものを選べ

・Cに関してあてはまるならはい(yes)、あてはまらなければいいえ(no)を選べ

というタイプ。

 

心理テスト以外の何物でもありませんね。

 

このテストで、「 AとBのよりあてはまるものを選べ 」と書いてあるけど、AとBに書いてある内容が関係ないのはなんでなの?とたまに聞かれます。

 

例えば

問1

A:一度取り組んだら最後までやり遂げる方だ

B:ひとりよりもグループで行動する方が好きだ

 

問2

A:考えるよりもまず行動する方だ

B:集団よりもひとりで過ごすことが多い

みたいに

 

より当てはまる方と聞いてるくせに比較できないじゃん!ってなりますよね。

 

でも、実は何問かあとに、上と同じ選択肢が別々に登場するんです。

 

だいたい100問あれば、同じ選択肢が3.4回ずつ出ることになります。

 

そして選ばれた回数が多い選択肢ほど、その選択肢があなたの性格をより正確に表すものになります。

 

例の選択肢を使えば各選択肢が100問の中で4回ずつ登場し、選ばれた回数がそれぞれ

・「集団よりもひとりで過ごすことが多い」 4

・「一度取り組んだら最後までやり遂げる方だ」3

・「考えるよりもまず行動する方だ」1回

・「ひとりよりもグループで行動する方が好きだ」0回

だとすると、この人は

集団行動よりも単独行動を好み、物事を最後までやり遂げようとする意識が強い”傾向がある”」人物と判断されます。

 

また「あてはまる・あてはまらない」タイプの問題はもっとシンプルなので解説は不要かもですが

 

問1:集団で過ごすよりも一人で過ごす方が好きだ

→あてはまる

問2:一度取り組んだら最後までやり遂げないと気が済まない

→ややあてはまる

問3:考えるよりもまず行動する

→ややあてはまらない

問4:ひとりよりもグループで行動する方が好きだ

→あてはまらない

と回答すると、結論は同じで

集団行動よりも単独行動を好み、物事を最後までやり遂げようとする意識が強い”傾向がある”」と判断されます。

 

ちょっとお堅いですが、心理テスト以外の何物でもないですよね。

 

なぜ適性検査をするのか?

 

この心理テスト適性検査は、行動心理学の専門家など名だたる方々が監修して作っている場合が多いです。

 

そのため、世間に出回っている心理テストよりも信頼性は高いと言えます。

 

そのため、受験者(就活生)の心理的傾向や考え方、ストレス耐性などをチェックすることが目的です。

 

すでに説明した例に加えて

「あてはまる・あてはまらない」タイプの問題には

「人に注意されたら機嫌が悪くなる方だ」

「常に何か心配なことがある」

「急に胸が苦しくなって動けなくなる時がある」

「誰かが自分の悪口を言っていると感じる時が多い」

「自分が成功できないのは誰かが邪魔するからだ」

などの選択肢もあり、これらをあてはまるとした人はストレス耐性が低く対人関係に問題がある可能性が高いと判断されるかもしれません。

 

でも、採用が、人生がかかった試験で馬鹿正直に明らかにマイナスと評価されかねない選択肢を選ぶ人がいると思いますか?

 

一応は検査前に「あまり考えずに、思った通りの選択肢を選んでください!」と注意するんですが、どうしてもリスクを回避し、マイナスな評価をされにくそうな選択肢を選びますよね。

 

それでも、注意を受けて正直に回答する人はいますし、そんな正直な方に個人的には好感がもてます。

 

適性検査で合否が決まるのか?

 

 

数十分という試験時間とお金(自治体や企業が「試験代+分析代」を業者に払ってます)をかけてやるからには、合否に影響あるはずだ!と思いますよね?

 

僕も「合否に関係あるはず!」思って「いかにこの自治体が欲しい人物像に近い人間を演じて選択肢を選ぶか」に心をくだいてました。

 

しかし、採用に関わると驚きの事実に直面します。

 

適性検査の結果は「ほとんど」使われていない!Σ(・□・;)

 

たしかに、専門家が監修しただけあって、業者からは受験者の性格や思考、ストレス耐性など検査から推測できる大量の情報が送られてきます。

 

しかし、あまりにも情報量が多すぎて処理しきれない。

というより、情報量が多すぎて読む気が失せるというのが本音。

 

公務員試験の面接は1人最大でも20~30分しかさけない上に、1日に多い時は20人近くと面接します

その度に専門用語で書かれた報告書を読むなんてやってられませんよね。

 

 

しかも、すでに書いたようにマイナス評価を受けかねない選択肢を好き好んで選ぶ人は少ないため、検査自体の信頼性にも疑問符がつきます(-_-;)

 

ちなみに「ほとんど」使われていないといった理由は、面接の際に適性検査の結果をESや面接シートなどと一緒に面接官に配っているため。

なので、面接官によっては見てるかもですが面接官は重要視してないですし、そもそも適性検査で受験生のことが分かるなら時間をかけて面接をする必要なんてないですもんね。

 

ためしに適性検査をやりたい方へ

 

 

合否に影響はないものの、適性検査はほぼすべての公務員試験で課されるのでどんなものか興味がある方も多いですよね。

 

そこで以下のボタンから本番に近い適性検査を無料で受けることが可能です。

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※リンク先で無料の会員登録が必要です。

注意点とすれば、完全無料ですが会員登録が必要なことと本番に近い分かなりの問題数を解く必要があること。

 

ただし、問題数が多い分より本番に近い結果が出てきますし、検査さえ受ければあとは退会しても問題ありません。

 

どうせ無料ですし、適性検査の練習がてら受けて自分の長所や強みを確認してみるのも面接対策を踏まえるといいかなと思います。

 

適性検査は約にたつのか(人事目線)

 

ここからはなぜ適性検査をするのかを元人事目線で解説しますが、内部にいたからこその問題点なども書くので興味のない方は飛ばしても問題ありません。

 

ここまで解説した通り、実際にはほとんど役に立っていない適性検査を受験者1人に数千円以上かけて実施しています。

しかも税金を使って(-_-;)

 

意味がないとわかっているなら、時間とお金の無駄だからやめればいいじゃん!と思いますよね。

 

僕もそう思っていましたが、やめるように提案することはありませんでした。

 

社会人経験のある方ならわかると思いますが、ずっと行われてきたことを変えるのってかなりの労力がいります。

 

また意識の高い方(特に新人)の中には なんでこんな無駄なことやってるんですか?」と言う人がいますが、あまりオススメしません。

 

新人でさえ無駄と分かってるなら、経験を積んだ上司・先輩はもっと無駄だと分かっています

(「そんなこともわからないのかこの意識高い系新人...」と思われるので、オススメしないんです)

 

それでも変えない(変えることができない)のにはなにかしら理由がある場合が多いです。

 

といっても、その理由は

・やり方を変えて問題が起きたら自分のせいになるし、そもそも手間がかかるからやめておこう....

・今の上司もこのやり方でやってきたのに、「それを変える=上司のやり方を否定する」と捉えられるかも....

という残念なもののことが多いです(特に公務員の多忙な部署では前者の理由が多く、人事課もその典型例です)

 

話がそれてすみません。

 

つまりなぜ無意味な適性検査をしているかというと、「ずっとやっているから(今更変えられない・変えるのがめんどくさい)」が答えになります。

 

僕がやるべきと思う適性検査

 

適性検査はずっとやっているから(惰性で)やっていると書きましたが、工夫すれば適性検査も意味あるものになると思います。

 

特に適性検査の結果と、採用後のストレス耐性や適性の関係が分かれば、公務員に多い仕事に合わず鬱や精神障害を患う方を採用するリスクを減らせます。

 

また、ストレス耐性にリスクがあっても優秀な人は多いです(むしろストレス耐性に問題ある人に優秀な人が多いイメージ

そこで、その人たちを負担の少ない部署に配属して活躍してもらうのに 適性検査の結果は有効活用できます。

 

つまりは適性検査は採用で利用するよりも、採用後に使うべきだと僕は思っています。

 

なぜなら、採用は面接官が責任をもって、目の前にいる受験者を見て、その特性や性格、将来性を見て行うべきと思うからです。

 

こんなきれいごと言っても、少なくとも公務員試験の面接官にはそんなレベルの高いことはできないかもしれませんが...

 

なぜなら、公務員試験の面接官には素人が混じっているからです。

 

公務員試験の面接官については、この2つの記事で紹介しています。

 

 

まとめ

 

・適性検査の目的(建前)は「受験者(就活生)の心理的傾向や考え方、ストレス耐性などをチェックすること」

適性検査の結果は明らかなストレス耐性チェック以外ほとんど使われていない

 

適性検査は明らかにストレス耐性がないと思われる回答をしていない限りは、使わないので気にせずに回答して大丈夫です。

 

大切なのは、筆記試験と面接です。

 

適性検査は気楽な気持ちで受けて、合否に関係ある筆記試験と面接に本気で取り組みましょう!

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オススメの面接対策を解説したのは以下の記事です。

 

読んでくださりありがとうございました!

 

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