圧迫面接だったから不合格なのかな?
公務員試験で圧迫面接だった場合は不合格になる?
同じ自治体ならみんな圧迫面接なのかな?
という悩みを解決します。
この記事を読めば
・圧迫面接=不合格ではない
・こんな人には圧迫面接をしない
・面接官にとっての圧迫面接
・圧迫面接はうまく対応すれば受かる
が分かります。
もくじ
圧迫面接=不合格ではない!
Twitterでよく
「圧迫面接だったから落ちたかも...」
「面接官が話全然聞いてくれなかったor面接官に否定されたばかりだったから落ちたかも...」
というツイートを見ます。
後者のように「圧迫面接」という言葉は使っていなくても、「話を聞かない」「否定ばかり」というのは圧迫面接の特徴です。
でも、圧迫面接だからと言って不合格とは限りません。
その理由はこちらの記事に書いてありますが、多くの面接官は目的をもって圧迫面接をしているため。
むしろ、圧迫面接をされたということは最低限の基準を突破したとみていいんです。
○○な人には圧迫面接をしない
紹介した記事にもあるように圧迫面接はストレスが多い公務員としての資質をみるためのものです。
そのため、圧迫面接をしなくても明らかに「論外(不合格)な人」にはそもそも圧迫面接すらせずに落とします。
例えば、面接の最初に司会と会話することが多いですが、その際
「どうやって来ましたか?」という雑談に超細かく分単位まで行動を説明する変わった人
「はい」と答えればいいのにいちいち「あ、はい...」と答えたり(「あ」いります? でも、僕も最初はこのタイプでしたが)
挙動不審、目を合わせない、声のトーンがおかしい(極端に大きすぎる/小さすぎる)、司会との会話すら成立していない、(多分無意識のうちに)髪をいじる、足をぶらぶらさせる
などなど
上げたらきりがありませんが、質問しなくても、公務員として、そもそも社会人として論外な方が結構います。
また、ここまで酷いのは少数ですが(少数ながらいます...)
面接の冒頭で司会が行う経歴確認への受け答え、自己PR、自己PRに対する質問への受け答えなどで明らかに公務員としての適性がないと判断される場合だってあるんです。
そんな方たちは不合格決定なので、面接官としても疲れる圧迫面接はせずに決められた質問だけして、場合によっては軽く雑談もしてお帰りいただきます。
つまり、圧迫面接をされたということは最低限の基準を突破した証拠なんです。
では次に「なぜ最低限の基準を突破した人にしか圧迫面接をしないのか」を解説します。
圧迫面接は面接官も疲れるんです
面接と言うだけでも緊張するのに、圧迫面接は余計にストレスが溜まって疲れますよね?
でも、面接官だって圧迫面接をするとストレスが溜まり、疲れるんです。
なぜなら、面接官をするのは普段は人当たりがいい人が多いため。
市長や副市長はそうでない場合もありますが、基本的に皆さん優しい穏やかな人が多いです。
そんな人当たりがよく、優しい人が仕事とはいえ市に興味をもってくれている若者に厳しく当たらなくてはいけません。
普段は優しい人が、厳しい質問をしたり
「わざと」目をつむって話を聞かないふりをしたり
「わざと」興味のない振りをしたり、「わざと」大きくため息をついたりするんです。
それでなくても1日10~20人の面接を何日か連続でする面接官は精神的にかなり疲れています。
そこに追い打ちのように普段は絶対にしない厳しい、失礼な対応を演技としてやると他の面接官以上に精神的に疲れるそうです。
僕は圧迫面接官をやったことはありませんが、司会や面接官として参加した面接で普段優しい方が圧迫面接官をしているのを見たことがあり、その方たちがかなり疲弊しているのも見ています。
それくらい精神的に疲れるので、可能な限りは圧迫面接をしたくないんです。
しかし、圧迫面接をすることで見ることができる特性もあるので仕方なく圧迫面接をしているというのが実際のところなんです。
うまく対応できれば受かる
圧迫面接で面接官がみたい受験者の特性は決まっています。
だから、それさえアピールできれば圧迫面接は突破できるんです。
でも、いざ本番でめちゃくちゃ緊張している中で、話を途中で遮られたり、下を向かれたり、厳しい質問ばかり返されたら「嫌われてる?」「もうダメなのかな?」と心配になりますよね。
それが面接官の狙いとはいえ、そのことを知っていても多少は動揺するかもしれません。
でも問題ありません。
少し動揺して早口になったり、言い間違えたとしても、それですぐに落とすことはありません。
もちろん、動揺しすぎてパニックになり、滅茶苦茶なことを言えば合格は厳しいですが、多少の間違いは誰にでもあるので気にする必要はありません。
そして、何より圧迫面接をされても
「この面接官は普段はいい人なのに”頑張って”圧迫面接をしてるんだ」
と思うだけで、少し親しみがわいてきます。
一度、そうなってしまえばあとはこっちのものです。
面接に苦手意識がある方は「面接中にそんなこと考えるのは無理だ!」と思うかもしれませんが、とにかく練習を積めば面接に対する自信は確実につきます。
そして面接本番でも緊張はしますが、余裕を持って挑めるようになるんです。
そのために必要なのは、とにかく練習です。
根性論みたいで申し訳ありませんが、面接に対する苦手意識をなくすには面接の練習あるのみです。
そのためにオススメの方法はこちらで紹介してありますが、特に鏡を見ながらの面接練習が一人でできるのでオススメ。
ひたすら数をこなせば、「あ、はい...」と自信なさげに、挙動不審に答えて公務員試験挑戦1年目は全滅した僕でも、高得点で合格をすることができたので、それよりましな方なら大丈夫です。
ぜひ圧迫面接を突破して、合格をつかみとってくださいね。
それでは最後までご覧くださりありがとうございました。