公務員試験

公務員試験の受験先の選び方① 国家公務員と地方公務員の違いは何?

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こんにちは、元公務員人事のりょうたです。

 

当ブログをご覧くださりありがとうございます。

 

今日は公務員試験を受ける予定のある人や興味のある人にむけて、受験先の決め方について2回に分けて解説しようと思います。

 

まず今回は国家公務員(中央省庁と出先機関)と地方公務員(県と市区町村)の仕事内容の違いについてです。

なお、具体的な受験先の決め方の目安は次の記事で紹介しています。

公務員試験の受験先の選び方② 受験先を選ぶ基準を解説します

 

 

また公務員の中には、警察、自衛隊など様々な仕事がありますが、今回は多くの方が狙う事務関係の仕事をする公務員を中心に書きます。

 

ちなみに、僕は市役所と県庁は受験しましたが国は受けていません。

 

しかし、受けるかどうか迷って調べたり、実際に今も国家公務員として働いている友人や元国家公務員(中央省庁の官僚)からも話を聞いたので、信頼性はあると思います。

 

公務員ならどこでもいい?

 

公務員を目指す人の中には、公務員になれれば国でも地方自治体でもどっちでもいい、という人が結構います。

 

しかし、そんな人は実際に働きだしてから、思っていた公務員の仕事と違って苦労すると思います。

 

僕が市役所で働いていた時も、国を受けて落ちてすべり止めで市役所に入った同期が「こんなのやりたいことじゃない」と嘆いていました。

 

彼は公務員になれればどこでもいいと思い、国と地元の自治体(市役所)を受けたものの、国には落ちたため、市役所で働いていました。

 

僕が働いていた市役所(政令市)は、市内に国立大学があるため、その大学の卒業生で彼のように国と市を受ける人は多かったようです。

 

しかし、「公務員になれさえすればいい」「どうせどこの仕事もおなじようなものでしょ」と思っていると、彼のように入ってから現実とのギャップに苦労します。

 

そのため、公務員になれればどこでもいいという考えは否定しませんが、最低でもどんな仕事があるか国や地方自治体での仕事の違いについてはしっかり理解しておくべきだと僕は思います。

 

国・県・市町村の違いは?

 

では、国と地方自治体(大きく分けて県と市)はどう違うのでしょうか?

 

1つずつみていきましょう。

 

官僚(国家公務員)

 

国の公務員といえば、国家公務員です。

 

多くの方が持っている国家公務員のイメージは官僚だと思います。

 

「官僚」とは国家公務員の中でも中央省庁に勤めている人たちのことです。

 

そうなんです。実は「国家公務員=官僚」ではないんです。

 

国家公務員の中でも「官僚」と呼ばれる人たちは霞が関などの中央省庁で国の予算案、政策案、法律案の策定などを行います。

 

これをもとに国会で議論が行われ、国の方針が決まるので、国を実質的に導いている人たちといえるかもしれません。

 

官僚以外の国家公務員

 

一方で国家公務員の中には「官僚」以外の人たちもいます。

 

各省庁の出先機関が様々な場所にあり、そこ(地方)で働いている人たちも所属は省庁なので国家公務員です。

 

何が違うかと言うと、仕事内容が全く違います

 

例えば最近話題の「働き方改革」に関して、中央省庁が以下の2つの政策を立案したとします。

 

障害者の就業を支援する政策A

 

企業に労働者の待遇改善(残業時間の上限設定や有給休暇の取得の促進)を義務付ける政策B

 

これらは、立案されただけでは何の意味もなく、実際に遂行されなくてはなりません。

 

そして、これらの政策の遂行を実施・監督するのが出先機関です。

 

例にそって説明すると、政策Aはハローワーク実施し、政策Bは各地の労働基準監督署監督します。

 

他にも各省庁に様々な出先機関が存在し、中央省庁が決めた施策実施・監督しています。

 

市町村(地方公務員)

 

次に市町村の公務員です。

 

彼ら(彼女ら)は市役所・町村役場で働いています。

 

県より先に説明するのは、このほうが県の説明が分かりやすいためですので、深い意味はありません。

 

市町村の職員は、地域住民の日常生活に必要な行政サービスを行います。

 

例えば、年金・税金・戸籍住民登録・各種証明の発行などです。

 

さらには、地域の公園や道路、公共施設の整備、管理、教育や福祉に関わるサポート、相談など様々です。

 

県(地方公務員)

 

次に県の公務員ですが、各都道府県の都道府県庁で働きます。

 

県庁職員の主な仕事としては、市区町村レベルでは対応できないことや、国や市区町村の橋渡しなど広域にわたるサービスを提供します。

 

例えば、複数の市区町村をまたいだ道路やダムなどの建設や管理、県全体での義務教育や社会福祉の維持などです。

 

簡単にまとめると市区町村の枠組みを超えた大きな仕事をすることができます。

 

まとめ

 

・国家公務員は官僚(中央省庁)と官僚以外(出先機関)に大きく分類される

・官僚は霞が関などの中央省庁で国の予算案、政策案、法律案の策定などを行う

・出先機関の職員(所属は国だが場所は地方)は中央省庁が決めた施策実施・監督する

・市区町村役所職員(地方公務員)は地域住民の日常生活に必要な行政サービスを行う

・県庁職員(地方公務員)は市区町村の枠組みを超えた広域にわたるサービスを提供する

 

以上です。

 

読んでくださりありがとうございました!

 

次回は「受験先の選び方の基準」を解説します。

 

読んでくださるとうれしいです。

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