公務員になりたいけど公務員試験の勉強って大変そうだし、僕には無理かな
仕事(バイト)が忙しくて勉強時間がない
科目が多すぎてどれから勉強すればいいか分からない
という方にオススメの記事です。
「公務員に興味はあるけど、公務員試験って科目が多くて、しかも難しいから自分には無理だ」ってあきらめてる方多いですよね?
でも、最近の公務員試験、特に市役所などの地方上級試験は面接重視になっているため、筆記試験はほとんど合否に関係なくなっています。
・筆記試験の配点が全体の1割程度
・筆記の結果は足切りにしか使わず、採用の判断には面接しか使わない
という自治体も珍しくはありません
そのため、筆記で100点をとっても面接が上手くいかなければ落ちてしまうんです。
だからこそ、公務員試験を突破するには筆記試験は最低限の労力で突破して、面接対策に時間をかける必要があります。
この記事では
・教養試験の捨て科目
・確実に合格するための効率的な勉強法
・理系のための捨て科目
を解説します。
捨て科目を選ぶ際の参考にして、効率的に短い時間で勉強して筆記試験を突破しましょう!
もくじ
教養試験の出題数を確認しよう!
早速日程別、科目別に出題数を見ていきましょう
下の表が地方上級試験の教養試験の出題科目をまとめたものです。
難易度は「難・普通」の2段階、重要度は「◎、〇、△、×」の4段階です。
市役所や県庁などの地方上級試験は毎年表のような出題がされます。
20以上の科目から出題されるので、全て勉強しようとしたら大変ですよね。
僕も初めて本で科目数を確認しただけでやる気を失いました。
でも、心配いりません。
なぜなら全ての科目を勉強しなくても、つまり「捨て科目」を作っても合格できるからです。
その理由を詳しく解説していきますが、注意点すべき点があります。
それは「自治体によって特殊な出題をすること」と「出題傾向が変わったこと」です。
前者は自治体の受験要綱に記載されています。
後者についてですが表の中に「Standard」や「Logial」という聞き覚えのない分類がありますよね?
これは去年(平成30年度試験)から導入された新傾向の試験なんです。
詳しくはこちらで解説しています。
こんなにたくさん勉強できないよ....
大丈夫。この後勉強しなくていい捨て科目を紹介するから、かなり楽になるよ。
教養試験の捨て科目
教養科目の捨て科目は次の通りです。
黒で塗りつぶしたものが、捨て科目です。
勉強時間と難易度、科目数をふまえて独断と偏見で決めたので、ご了承ください。
黒で塗りつぶされてない科目のうち、さらに優先して勉強するのをオススメする科目を赤文字にしています。
この赤文字の優先科目だけでも、何点になるかを表の下の合計欄に書いてあります。
つまり
・判断推理
・数的推理
・現代文
・社会(時事)
・政治
・経済
の6科目だけ勉強すればいいんです。
なぜこれだけ捨てていいのか?
「こんなに捨てて大丈夫なの?」って思いますよね。
でも大丈夫。
なぜなら、教養試験のボーダーは5~6割、つまり40問のうち20~24問解けていればいいんです。
そこで、表を見てみてください。
6科目だけでも21~29問ありますよね。
これだけでほぼボーダーを突破しています。
6科目以外では1科目でいいので得意科目を勉強しておけばさらに手堅くなります。
加えて教養試験は5択問題なので単純計算で、てきとうに勘で選んでも5問に1問は正解します。
さらに明らかにおかしい選択肢を削って消去法で解けば、正解率は勘よりも高くなりますよね?
理系の捨て科目
さきほどのは文系の方や文系でも理系でもない方にオススメの捨て科目でした。
そこで次は理系にオススメの捨て科目を紹介します。
先ほどと同様に黒で塗りつぶしたものが捨て科目で、赤文字が優先して勉強した方がいい科目です。
理系の方は理科の中に得意科目があると思うので、その中から2科目ほど選んで勉強するのをオススメします。
また数学はセンターⅠAやⅡBよりも簡単なので、理系なら少し復習すれば解けるようになるかと思います。
その理科と数学をオレンジで示してあるので、その中から3問解けると仮定して、合計点を計算しています。
さらに資料解釈も計算メインなので、理系にオススメとして追加しました。
ただし、文系と違って次の2点が注意点です
・C日程のLogicalは数学と理科がないのこと
・合計が20~23点なので、もう1.2科目勉強すると安全(地理を勉強したことがあれば、軽く復習するといいかもしれません)
この理系にオススメな捨て科目は事務職を受ける理系の方だけでなく、理系の専門科目(農業・工学・建築など)を受ける方にもオススメ。
専門職を受ける場合、教養のボーダーはさらに下がる(40点中12点程度)ため、上記の表で赤文字にしたところを解ければ十分です。
まとめ まずは重要な科目を勉強しよう!
2パターンの捨て科目を紹介しましたが、どちらのパターンでも数的処理(判断推理と数的推理)、社会(時事)の勉強が最優先。
科目別にオススメの勉強法や参考書も別に紹介しますが、繰り返し解けばできるようになる問題ばかりです。
また時事問題はニュースをみたり、新聞を読む習慣をつけただけでも大きく変わります。
新聞は場合によっては二次以降の面接対策にもなるのでオススメです。
地方上級は面接の配点が特に高いので、自治体研究や面接対策に時間を使えるよう工夫して勉強に取り組みましょう!
それでは、ご覧くださりありがとうございました。