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公務員試験

公務員試験の氷河期世代採用を解説

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公務員の氷河期世代採用試験って誰でも受けることができるの?

試験内容や難易度、対策を知りたい

という方にオススメの記事です。

 

国の施策として今年度から氷河期世代の方を対象とした採用枠が設定されましたね。

 

国はもちろん、都道府県や市区町村などの地方公共団体でも氷河期世代の方専用の採用枠を設けた自治体は多いです。

 

現在も募集している自治体は総務省のホームページで確認できます。

(掲載されていない自治体もあるかもしれないので、興味のある自治体は調べてみてください)

 

このコロナ禍でも安定しているということもあり、この機会に挑戦した方も多いと思います。

 

しかし、今年度始まった試験と言うこともあり、情報が少なく対策に苦労した方も多いですよね。

 

そこでこの記事では

・氷河期世代採用枠試験の概要(受験資格など)

・氷河期世代採用枠の試験内容と試験対策

を解説します。

 

ちなみにこの記事の筆者は政令市に10年間勤務し、採用面接に関わった経験があります(一次面接や集団討論の面接官経験あり)

 

今年度は氷河期世代枠を受験する方のサポートをさせていただき、合格のご報告もいただいており、この記事の信頼性の担保になるかと思います。

 

受験を考えている方や今年度受けたけど上手くいかなかった方は参考にしていただき、合格を勝ち取ってください!

 

もくじ

受験資格

まずは受験資格について簡単に解説します。

 

受験資格はどの公務員試験にもありますが、ここでは「年齢」「経歴」に関して解説します。

 

年齢

まずは年齢です。

 

これは自治体により多少の差はありますが、35歳~50歳が大半。

 

自治体によっては「4月の入庁時点で35歳以上(34歳以上受験可能)」とか「4月の入庁時点で50歳以下(49歳以下が受験可能)」などの条件があったりするので、受験先の応募要項を必ず確認しましょう!

 

経歴

 

次は経歴です。

 

氷河期世代採用枠を受験する方の多くの方が気になっている点だと思います。

 

この経歴に関しても自治体によって差はありますが、まず社会人経験枠のような「〇年以上の職務経験を有する人」のような職務経験を積んでいることを要求することはほとんどありません。

 

逆に一定期間以上正規雇用をされていると受験できない自治体もあります。

 

例えば神奈川県庁の氷河期世代対象の選考では以下のような制限を設けています。

・申込開始日以前1年間に正規雇用労働者として雇用されていない方

・申込開始日以前5年間に正規雇用労働者としての雇用期間が通算1年以下の方

 

つまり正規雇用をされていない限りは経歴に関して心配することはありません。

(経歴に関しても自治体により違いはあるので確認は必須です)

 

それでは次は氷河期世代採用枠の試験内容についてみていきましょう!

 

試験内容

 

氷河期世代採用枠では一般的な公務員試験と同様に「筆記試験」と「面接試験」が課されます。

 

一般的な公務員試験との違いも含めて解説していきます。

 

筆記試験

 

氷河期世代採用枠の筆記試験は多くの自治体でSPIやSPIレベルの試験を導入しています。

 

そのため、公務員試験特有の「数的推理」「判断推理」などの勉強が必要ない自治体が多いです。

 

仮に「数的推理」「判断推理」などの科目を課していても難易度は一般的な公務員試験より簡単に設定されています。

 

もちろん県庁や政令市などの一部の自治体や国家公務員試験で課される専門分野の出題はまずありません。

 

筆記試験のハードルは低いため、誰にでもチャンスがあるように設定されているんです。

 

また「作文試験」が課されている場合もありますが、内容は簡単でESと同じような出題をする場合が大半。

 

例えば「これまで最も頑張ってきたこととその経験を通して学んだこと」「その経験を職員としてどう活かすか」(神奈川県2020)など。

 

ESや面接カードを作る段階で準備できるレベルなので、やはり筆記試験のハードルは低いです。

 

面接試験

 

筆記が簡単で、ハードルが低いということはその分筆記試験では差は付きにくいですよね。

 

そのため、他の公務員試験と同様に氷河期世代採用枠でも面接の出来で合否が決まります

 

一言で面接と言っても様々な種類があるので、一つずつ見ていきましょう。

 

まず一つ目は「集団討論」「グループワーク」です。

 

与えられたテーマに沿って数人のグループで話し合い結論を導きます。

 

採用側にとってこの試験は集団内での受験者の動きや他人への接し方を見ることができるので、試験に組み込む自治体が多いです。

 

このコロナ禍で集団での実施が難しくなっており、中止にした自治体もありますが、ZOOMを使った集団討論を実施した自治体もあります。

 

この集団討論に関しては以下の記事で対策を紹介しているので、参考になるかと思います。

 

次に集団面接です。

 

集団面接もコロナ禍で中止にした自治体が多い上に、複数の受験者を短時間で見る必要があるため、深い話ができません。

 

そのため、後で述べる個別面接の対策ができていれば十分です。

 

ただし、集団面接特有の質問として「先ほどの方の意見をどう思いますか」「先ほどの方の回答をあなたなりに説明してください」といった他の受験者の回答を聞いているかを確認する質問が来ることがあります。

自分の答えばかりに気をとられていると上手く答えられずに「人の話を聞かない」という評価をされる恐れがあるので要注意です。

 

次はプレゼンテーション面接を解説します。

 

これは言葉通り与えられたテーマに沿って数分間面接官の前でプレゼンテーションを行い、その内容について質疑応答が行われます。

 

このプレゼンテーション面接は事前にテーマが与えられるので、準備をしやすい上に、質問も予想しやすいので対策をたてて練習を重ねれば一番得点に繋がりやすい面接です。

 

最後に個別(個人)面接です。

 

上記の3つの面接は自治体によってやるやらないがありますが、個別面接はどの自治体でも最終面接として実施します。

 

面接官は地方自治体では市長や副市長や部局長級のベテラン職員が登場するため、一筋縄ではいきません。

 

事前にESや面接カードの内容を深堀されても大丈夫なように答えを用意したり、模擬面接を行うなど事前の準備で決まると言っても過言ではありません。

 

よほど面接に自信がある人なら別ですがぶっつけ本番で挑めばまず間違いなく不合格になります。

 

氷河期世代採用枠の面接対策に関してはコチラの記事でさらに詳しく解説したので、ぜひご覧ください。

 

さいごに

 

以上が公務員試験の氷河期世代採用枠の大枠です。

 

もっと知りたいことがあればコメント欄やTwitterのDMで質問をいただければ、可能な範囲でお答えします。

 

また今後は今年度(令和2年度)の氷河期世代採用試験に合格された方のインタビュー記事も更新予定ですので、そちらも参考になるかと思います。

 

 

ワクチンの接種が海外で始まったものの、その安全性や持続期間など未知数なことが多いですよね。

 

また世界中にワクチンが広まるにはまだまだ時間がかかり、インバウンドや輸出頼りの日本経済が回復するまでにはまだ何年もかかるかと思います。

 

そんな中でも公務員は安泰な上に、多くの企業でボーナスが支給されない中でも平均65万円のボーナスが出ています。

 

そのため年々公務員人気、特に氷河期世代採用の人気は高まる可能性があるので、可能ならいますぐにでも動き出しましょう!

 

それだけで人生が変わります。

 

このブログを読んで一人でも多くの方が公務員になって活躍されることを願っています。

 

おまけ

 

公務員試験突破を目指す方には以下の記事が特にオススメです。

 

それでは最後までご覧くださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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