公務員試験の面接対策

既卒や社会人は新卒よりも不利なのか?【公務員試験の面接対策】

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先日、公務員試験に関して、このようなツイートを目にしました 。

 

 

 

この方と同じように感じてる既卒や社会人で公務員試験を受ける方は多いですよね。

 

そこで政令市の面接官経験者としてこの疑問を解説していきます 。

 

この記事を読めば

・公務員試験では既卒・社会人は新卒に比べて不利なのか

・面接官は既卒・社会人をどう見ているか

が分かります。

 

結論(評価基準を元にした)

 

公務員試験の評価基準をもとに結論を言うと、 「面接の採点基準には既卒、社会人を厳しく評価する」という基準はありません。

 

公務員試験の面接の採点基準についてはこちらの記事で解説しているので、参考になるかと思います。

公務員試験(面接)の評価基準はこれだけです。

 

上の記事でも解説していますが、面接官は面接時に採点基準が書かれた紙を渡され、それを基にして採点します。

 

また、面接前に面接官に対して注意事項等を伝えますが、 その際にも「既卒、社会人を厳しく評価しなさい」という指示が出たと聞いたことはありません

 

じゃあ、既卒や社会人が不利だっていうのは嘘なんだね!
いくらビジネスのためでも嘘ついて受験生を不安にさせるのは許せない。

 

ビジネスのために不安を煽るのはよくある方法だと聞いたことはありますが、僕も好きではないです。

でも、残念ながら既卒や社会人が不利ではないといいきれないんです。

 

え?話が違うじゃん!評価基準には既卒や社会人を厳しく評価しろって書いてないんでしょ?

 

 

はい、その通りなんですが、でも実際の面接ではそうとは言えない場合があるんです。

次は「なぜ既卒や社会人が不利になるか」を解説しますね

 

既卒や社会人が新卒に比べて不利なケース

 

既卒・社会人が新卒に比べて不利になるのは以下のケースです。

 

・早期退職

・転職が多い

・空白期間が長い

・年齢や経験を重ねている

 

それでは1つずつ見ていきましょう!

 

早期退職・転職が多い

 

半年や1年未満で退職をしていたり、何度も転職を繰り返していればハードルは上がります。

 

面接官じゃなくても、そんな方のことを

・人間関係に難がある?

・堪え性がない?

・メンタル面で問題がある?

と思ってしまうのは当然ですよね

 

ちゃんとした理由があれば説明して納得してもらえば問題ありません。

ですが、新卒に比べると確実にハードルは上がってしまいます。

 

空白期間が長い

 

公務員志望の方には卒業後、どこにも就職せず公務員予備校に通う方は多いです。

 

それが短期間なら「公務員試験の勉強をしてました」でどうにかなりますが、あまりにも空白期間が長いと採用しても大丈夫なのか不安に思います。

 

面接官は経験として空白期間が長い人にはコミュニケーションに問題がある人が多いことを知っているからです。

 

特に就職せずに公務員試験の勉強をしてる方の多くは予備校に通っていたり、中には独学で半ひきこもり生活をしている方が多いです。

 

予備校に通っていればまだ他人(限られたメンバーですが)と話す機会はありますよね。

 

でも、独学の方には半年以上家族以外と会話をしていないという方も稀にいます(店員との短いやり取りは除いて)

 

そんな生活を続けていれば、コミュニケーション能力が落ちるのは当たり前ですし、面接でのやり取りでも目線や声のトーンなどで違和感を感じます。

そんな人に市民対応させるわけにはいかないので不合格確定

 

面接の中で「最近家族意外と話したことありますか?」とは聞けませんが、「おそらく人と接していないんだろうな~」と思うことが毎年数回あるんです。

 

もちろん空白期間が長くてもアルバイトやボランティアなどで人と積極的に接している方もいますし、空白期間が長いことで確実に不利になるわけではありません。

 

空白期間が長く、かつ人と接する機会も少ないことが面接で不利になる場合があるだけです。

 

以上の点は当てはまらない方も多いと思います。

 

それだと、多くの既卒・社会人の方は新卒に比べて不利になりませんよね?

 

では既卒・社会人にとって一番のハードルを次に説明します。

 

年齢と経験を重ねている

 

既卒や社会人の方は新卒に比べて年齢が高いですよね?

 

(浪人・留年・大学院などのケースはありますが、今回はスルーします)

 

例えば22歳の新卒と26歳の既卒では後者をより厳しく評価します(僕が26歳で受験したので26歳を例に使いますね)

 

厳しくといっても「本人の資質に関係なく年齢を重ねているから、既卒だから一律減点」という某医大みたいなやり方ではありません。

 

厳しく評価する理由として、26歳の方を評価する際に面接官の頭の中には同年齢の部下の姿が思い浮かんでいるためです。

 

26歳だと新卒で入庁していれば4年目の職員で仕事は覚えているのは当然で、その部署では頼りにされる人物になっていてもおかしくありません。

 

そんな同年齢の職員と比較して、この「26歳の既卒の受験者」はどのくらい活躍できそうかを面接官は判断するんです。

 

だから、評価が厳しくなって当たり前だと分かりますよね。

 

そして既卒・社会人は一度は社会に出ているはずです。

 

(中には公務員試験の勉強に集中するために就職しない方もいるかと思いますが...今回はスルーします)

 

一度就職して社会の厳しさ・理不尽さを知っても、新卒と同レベルのことしかいえないようでは「この人は成長しないな」と思われても仕方ありません。

 

社会人経験者枠ならまだしも一般の採用枠はポテンシャル採用の傾向が強いので、「採用したらどれくらい成長できそうか」というのが大きな基準になるんです。

 

そのため仮に短期間でも社会の厳しさにもまれたのに新卒と同じレベルのことしか言えないようでは、「雇っても成長が見込めないからやめておこう」と判断されるんです。

 

それを理解していない既卒・社会人の方が新卒レベルの心がまえ・回答で面接に挑んでも合格するはずがありません。

 

まとめ

 

・「公務員試験の面接の採点基準には既卒、社会人を厳しく評価する」という基準はない(明文化されていない)

・「早期退職」「転職が多い」「空白期間が長い」場合は新卒よりも不利になる可能性が高い

・既卒や社会人は新卒よりも「年齢や経験を重ねている」ので、評価基準が厳しくなるのは当然

 

つまり評価基準にはっきり書いてはいませんが、「既卒・社会人は年齢を重なている点と新卒より多くの経験を重ねている(はず)」ので、求められる基準が高くなるんです。

 

そのため、評価基準を元にした結論とは違うことを書いて申し訳ないですが、既卒・社会人は新卒に比べると度合いは人それぞれですが不利です。

 

ただし、ハードルが上がるだけで2か月で退職した26歳の持病(てんかん)持ちの僕でも合格しています。

 

また、僕が知ってるだけでも

・新卒で入った会社を1か月~3か月で辞めた方

・転職回数が多い方(親の介護など生活環境の変化を理由に転職したなど)

・年齢制限の上限ギリギリで合格した方(結構います)

などハードルが上がった既卒・社会人の方で合格した方はたくさんいらっしゃるので、既卒や社会人でも十分合格できます。

 

実際に僕がいた政令市では、僕が入庁した年は新卒よりも既卒・社会人の方が多かったです。

 

しっかり対策をすれば既卒・社会人でも合格できます。

 

どんな準備・対策をすべきかは他の記事にまとめてあるので参考になるかと思います。

 

また面接対策ではないですが、「適性検査(性格検査)は意味あるのか」や「どんな人が落ちるか」などの記事もあるので興味があればご覧ください。。

適性検査は意味あるのか?

これをやると面接で落ちる! 不合格の原因解説します

 

気になることを解決して、勉強や面接対策に集中できるようにしましょう!

 

最後までご覧くださりありがとうございました。

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