集団面接で他の人と話が被ったらどうすればいいの? と思ったことありませんか?
集団面接では、自分よりも前の人の回答が自分の言いたいことだったってよくあるパターンです。
そうなるとパニックになり、「何か違うことを言おう!」としてよくわからない回答をしてしまうこと珍しくありません。
そこで今回は集団面接で他の人と意見が被った時の対策を解説します。
この記事を読めば
・集団面接で話が被った時の対処
・話が被ったらどう評価されるか
が分かるので、集団面接で人と話が被っても慌てずに済むようになります。
もくじ
集団面接で話が被る理由
集団面接では「話が被ってしまって、焦っててきとうに答えたせいで落ちた」という話をよく聞きます。
では、なぜ話が被ることが多いのかをまず説明しますね。
当たり障りのない質問しかしない
集団面接で話が被る理由の1つ目は、当たり障りのない質問しかしないからです。
集団面接は、周りに人がいるため、回答者の個人的な話(退職した理由など)を聞きにくいことがあります。
そのため、「志望動機」や「長所短所」などよくある質問しかできません。
また、集団面接自体が序盤の面接(一次面接など)で行われるため、最終面接ほど受験者を深堀する質問をするつもりもありません。
どちらかというと、普通の、そこまで答えるのが難しくない質問をして、最低限の受け答えができているかを確認したいんです。
つまり、時間がかかる個人面接の前に、あきらかにコミュニケーションに難ありな人を落とすのが目的。
そのため、普通の、当たり障りのない質問しかしません。
自分の答えを用意していない人が多い
当たり障りのない質問しかしないからと言って、話が被るのは自分の答えを用意していない人が多いのが原因。
特に長所や短所の質問は被ることが本当に多いです。
(特に短所が被ることが多いですが、「面接で落とされる短所を紹介します」
の記事で紹介しているように、面接官からの評価は低いと覚悟してください)
サイトや本にのっているを見て、そこに載っている「模範解答」を真似するのはかまいませんが
被るリスクは高まりますし、評価も低くなるので気を付けてくださいね。
話が被った時の対処
自分なりの答えを用意しても被るリスクはゼロではありません。
そこで、話が被った時どうすればいいか解説します。
慌てる必要はない
難しいかもしれませんが、焦る必要はないです。
内心慌ててもいいですが、あきらかに焦って「やばい」という表情をする人や、たまにですが「うわ」とか「マジか」とかつぶやく人もいます。
人が話しているときに何か小声でつぶやいてたら、まちがいなく減点です。
そもそも、そんな人は住民対応をさせると痛い所をつかれた時に声や表情に出してしまうかも...と判断できますし、リスクしかないので落とします。
なので、内心焦るのは仕方ないですが、この後説明することを頭に入れて「焦らなくても大丈夫!」と自分に言い聞かせましょう。
同じ内容でOK、ただし…
話が被ったとしても慌てる必要はないと書きました。
繰り返しますが、本当に焦らなくても大丈夫なので、自信をもって同じ内容の話をしてください。
ただし、その際は
・「話が被るのですが...」と前につける
・人とは違う具体例を付け加える
ことをオススメします。
特にあなただけのエピソードを付け加えることで、多少話が被っても違う回答として評価されるんです。
話が被ったらどう評価される?
評価は変わらない
すでに説明しましたが、たとえ話が被っても評価は変わりません。
だって、他の人(先に答えた人)と話が被っただけで減点してると
答える順番が違うことで、減点されるかどうかが決まってしまうので。
それでは、平等ではないので、ただ話が被ったという理由で減点することは原則ありません。
具体例ないと減点の恐れあり
「原則減点なし」と言いましたが、減点する場合もあります。
それは、具体例が全くない時です。
具体例がないと、イメージしずらいので、話が信頼できないと考えて減点します。
でも、これは話が被る被らないに関係ない話。
自己PRも、長所短所も、どんな質問であっても具体例がないと信頼できないため、評価が低くなるんです。
まとめ
・話が被っても、慌てる必要はない
・同じ話をしてもいいが、あなた独自のエピソード(具体例)を付け加える必要あり
・話が被っても減点されるとは限らないが、具体例がないと減点される
どうでしょうか?
本番で何も知らずに挑んで話が被ったらよっぽどメンタルが強くないと慌ててしまいます。
でも、被っても大丈夫だと分かれば、少しは落ち着いて話せるはずです。
あなたオリジナルのエピソードをしっかり用意して、面接に臨めば、話が被っても大丈夫!
そのために、あなたオリジナルのエピソードを用意するところから始めましょう!
ご覧くださりありがとうございました。