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公務員試験 氷河期世代

最短で○日【公務員試験】氷河期世代採用に合格するまでのスケジュール

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公務員試験の氷河期世代採用試験に合格するにはいつから準備すればいいか知りたい

試験まで1か月しかないけど間に合うの

という方にオススメの記事です。

 

国の施策としていわゆる氷河期世代の方向けの採用枠が設けられました。

 

受験対象や試験内容を知りたい方は、以下の記事で氷河期世代採用枠の概要を解説しているのでご覧ください。

⇒公務員試験の氷河期世代採用を解説

 

この記事では今年度(令和2年度)実施された県庁の氷河期世代向け試験に合格された方へのインタビューを元に、合格までのスケジュールを紹介します。

 

この記事を読めば

・公務員試験の氷河期世代採用枠に合格するためのスケジュール

・最短でどれくらいの時間があれば合格できるか

が分かります。

 

ちなみにこの記事の筆者は政令市(政令指定都市)に約10年間勤務し、採用面接に関わった経験があります(一次面接や集団討論の面接官経験あり)

 

加えて、今年度は氷河期世代枠を受験する方のサポートをさせていただき、今回インタビューさせていただいた方を含めて、合格のご報告もいただいており、この記事の信頼性の担保になるかと思います。

 

もくじ

合格までにやるべきこと

 

まずは合格するまでにやるべきことを紹介します。

 

公務員試験の氷河期世代採用枠に合格するまやるべきこと(県庁の氷河期世代採用枠に合格されたKさんがされたこと)は以下の6つです。

 

合格するまでにやるべきこと

①公務員試験の情報集め

②受験先のリサーチ

③自己分析

④エントリーシートの準備

⑤筆記対策

⑥面接対策

 

かなり基礎的なことですが、初めて公務員試験に挑戦されたKさんが合格までに取り組まれたことを以下の記事にまとめています。

⇒【公務員試験】氷河期世代採用に合格するまでにやるべきことを公開

 

それでは、Kさんの合格までのスケジュールをこれから紹介していきます。

 

なお、必要な時間は筆記試験や作文、暗記の得手不得手で大きく変わるため、あくまでも目安としてお考え下さい。

 

情報集め

 

公務員試験に初めて挑戦する方の場合、試験の流れや必要な資格など気になることが多いですよね。

 

Kさんも同様で、上記の記事にもありますが

 

Kさん
まず、1つ目の情報集めですが、公務員試験を受けるのが初めてだったので、情報集めから始めました。

受験資格はあるのかとか準備するものって何だろうってレベルで心配だったので、一から全て書いてあるものを探しました。

公務員予備校のサイトとか見ていました。けっこう分かりやすく書いてあったので参考になりました。

資格とか準備するものは、どこ受けるかによって変わるけど基本的は特に必要ないと分かったのはありがたかったです。

 

とのことなので、仮に複数の予備校のサイトを見たとしても2、3時間もあればできるかと思います。

 

また、公務員予備校が無料で配布している以下のハンドブックをもらう場合は、届くまでに1週間ほどかかります。

⇒公務員になりたい社会人必読!無料の公務員転職ハンドブック

 

受験先のリサーチ

受験先のリサーチに関しては、近場で受けたい方と、場所はどこでもいい方とで時間のかかり方が大きく変わります。

 

近場だけだと、県庁と周辺の市区町(村)のホームページを見るだけでOKです。

 

具体的には、採用関連のページには欲しい人物像や受験資格(受験要綱)、首長の紹介ページの首長の挨拶にはその自治体が特に力を入れていることが載っています。

 

これも1日(2.3時間)もあれば十分です。

 

しかし、場所にこだわらない方の場合、まずは氷河期世代採用試験をしている自治体を探すところから始まります。

 

また、エントリーシートや試験対策にかかる時間、試験のために休みが取れるか、移動や朝が早い場合は宿泊する必要はあるのかなども考えることは多いです。

 

そのため、全国どこでもいいから受けたいという方の場合は、何日あればいいと言い切るのは正直難しく、人によるという結論になります。

 

自己分析

 

自己分析は以下の記事で紹介したサイトで、公務員試験でも行われることが多い「適性検査」に近い形で行うことができ、客観的な分析を行うことが可能です。

⇒自己分析が簡単にできる!オススメの適性診断を紹介

適性検査がある自治体を受ける方はもちろん、自分の強みを知りたい方は受けることをオススメします。

 

無料の登録から結果が出るまで1時間もかかりません

 

エントリーシート

エントリーシートの作成は、時間をかけた方がいいです。

 

なぜなら、面接官は試験が始まる前にあなたが提出したエントリーシート(や面接カード)を読んで、どんな人なのか想像したり、何を聞こうか考えます。

 

つまりはあなたの第一印象を決めるんです。

 

そのエントリーシートがどこかで見たことがあったり、どこの自治体にも言えそうな内容だと正直言って幻滅します。

 

実際に僕が一次面接の面接官をした際にも1日にほぼ同じ内容のエントリーシートを見ることが何度もあり、その時点で評価は最悪でした(実際にその手の方は落ちました)

 

そんな第一印象が最悪の状況から始まってしまうと、面接官からの評価は低くなるのは当然です。

 

だからこそ、エントリーシートには時間をかける必要があります。

 

詳しい書き方を解説した記事を以下の記事にまとめているので、気になる方はご覧ください。

⇒氷河期世代採用のためのエントリーシート・面接カードの書き方を解説

 

必要な時間に話を戻すと、書き方のコツを学ぶのに1日(ただし上の記事で紹介した記事なら全て読んでも1,2時間程度)、実際に書いてみると意外に苦労するので2~3日(1日3,4時間で10時間は欲しいところ)は確保した方がいいです。

 

また、添削サービスを利用するなら、1回の添削に2~3日(繰り返し添削する場合も同様)かかるサービスが多いです。

 

筆記対策

筆記対策ですが、氷河期世代採用試験の筆記試験は難易度は低い傾向にあります。

 

例えば、Kさんが受けた県庁も一般試験は大卒レベル(いわゆる地方上級レベルといいます)の専門試験と教養試験ですが、氷河期世代採用試験は教養試験のみで難易度も高卒レベル(地方初級レベル)です。

 

中には作文試験だけの自治体やSPI試験のみ課す自治体もあります。

 

高卒レベルがどれくらいの難易度なのかは以下の本のAmazonの購入ページで中身を見れるので、確認することをオススメします。

 

問題を見てすぐに解けなくても大丈夫です。

 

公務員試験の筆記試験の科目や難易度に関係なく「過去問を解いて、解き方を覚える」だけで攻略できます。

 

そのため、問題を前にして悩む時間は必要ありません。

 

解法を覚えることを繰り返すだけなので、1日2~3時間で10問前後勉強するとしても、上記の過去問350を終えるのに多めに見込んでも40日あれば足ります。

 

また氷河期世代採用試験で課されることの多い作文試験は作文の書き方を本で学んだ上で、何本か書いてみると一気に上達します。

 

オススメは次の本で、この本を読んだうえで、本に出てくる例題で作文の練習をすれば落とされない(=合格レベル)の文章を書けるようになります。

 

本を読むのに1日(Kさんの場合約10時間)、作文を書くのに1時間(試験では1時間が一般的)、内容を読み直して修正をするのに1時間として計2時間を5回もすれば劇的に変わります。

 

面接対策

 

公務員試験の合否を決めるのは、何と言っても面接です。

 

特に氷河期世代採用試験は筆記の配点が低いことが多いため、面接の出来が合否に直結します

 

そのため、一番時間をかける必要があるんです。

 

しかし、面接対策はやろうと思えばいくれでもやることはあり、キリがありません。

 

そこで、今回合格されたKさんの場合は以下の通りです(かっこ内がかかった時間)。

 

面接対策で「やったこと」と「かかった時間」

・よくある質問に対する回答の暗記(1日1時間×7日)⇒7時間

・模擬面接2回(準備も含めて3時間×2)⇒6時間

・合格者の面接再現と自分の面接練習の比較(1日1時間×20日)⇒20時間

・ひとりで模擬面接(1日2時間×7日)⇒14時間

 ⇒合計47時間

 

「合格者の面接再現と自分の面接練習の比較」とありますが、なぜそんなことをするのかや詳しいやり方は以下の記事で紹介しています。

 

最短で○日必要

まとめると次の通りです。

 

まとめ

情報集め 2~3時間

自己分析 1時間

エントリーシート 書き方のコツ習得に1~2時間+実際に書くのに10時間⇒11~12時間

作文対策 対策本読むのに10時間+作文練習に2時間×5本⇒20時間

筆記試験対策 1日2~3時間×40日⇒80~120時間

面接対策 47時間

 

以上の合計で161~203時間となり、160~200時間あれば合格できるという計算です。

 

1日10時間あれば16日、1日5時間でも32日、つまり約1か月あれば足ります。

 

毎日5時間取るのが無理な方でも普段は1~2時間、休みの日は5時間以上などご自身の生活に合ったペースで進めたとしても2~3か月もあれば足りるかと思います。

 

ただし、このスケジュールは県庁の氷河期世代採用試験に合格されたKさんのケースなので、受験先によって試験内容が大きく変わるため、必要な時間も変わります。

一般的に国や県、政令指定都市、県庁所在地などの方が筆記の難易度が高いため、それ以外の自治体に比べて筆記試験にかかる時間は長くなってしまいます。

 

ただし、政令指定都市や県庁所在地でない自治体なら筆記試験が簡単な分、面接の配点が高くなる傾向にあるため、どちらがより合格しやすいかは人によります。

 

 

さいごに

いかがでしたか。

 

公務員試験は筆記試験だけで1000時間以上かかる試験もあると言われているため、想像よりも必要な時間を短く感じた方が多いと思います。

 

ただし、必要な時間は短くても氷河期世代採用試験は倍率が高いため、簡単に合格できる試験ではありません。

 

しかし、仮に合格してしまえばコロナ禍で多くの企業でお給料やボーナスが大幅に減ったり、雇止めが起きている中でもボーナスは微減(大半の職員で年間数万円程度)な上に雇用の安定性は群を抜いています。

 

コロナ禍が長引いたり、再び同じような事態が起こったとしても公務員に一度なってしまえば一生安定した暮らしを送ることができます。

 

そのためには、1日数時間の努力をたった数ヶ月続けるだけでいいんです。

 

僕は新卒で入った企業を病気が原因で1か月半でクビになった経験があり、そこから這い上がって公務員試験に合格しました。

 

この記事を読んでくださっている方の中には、それ以上に大変な経験を長年されている方も多いと思います。

 

そんな方にこそ、公務員試験を突破して苦しんでいる住民に手を差し伸べられる公務員になってほしいと心から思っています。

 

あなたが公務員試験に合格され、ご活躍されるのを祈っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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