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面接って「コミュニケーション力」「協調性」「責任感」みたいな言葉をよく使うイメージありませんか?
でも使い方によっては、そんな言葉はマイナス評価を受けることがあります。
今回は、面接では使い方に気を付けないといけない「伝わらない言葉」を紹介します。
この記事を読めば
面接で使い方に気を付けるべき言葉
気を付けないといけない理由
が分かります。
もくじ
「伝わらない言葉」一覧
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まず、面接で皆よく使うけど、場合によっては「伝わらない言葉」を紹介します。
「コミュニケーション力」
「人間力」
「精神力」
「協調性」
「責任感」
「達成感」
「あきらめず」
「がんばって」
「粘り強く」
「負けず嫌い」
「積極的に」
「前向きに」
「非常に」
「たくさん」
「多くの」
「あらゆる」
「幅広い」
「様々なこと」
「多種多様な」
「がむしゃらに」
「ニーズ」
「持ち前の」
え?それもダメ?って思った方多いと思います。
でも、まだ続きますよ!
「辛いこともあり」
「何事にも向上心を持ち」
「一念発起し」
「思いがけない失敗」
「強い責任感を持ち」
「様々なアイデアを出し」
「楽しさを知りました」
「新しいことにチャレンジしました」
どうですか?
これひとつも使ったことない!って人は面接経験者には一人もいないはず!
それなのに、使い方を間違えると「伝わらない言葉」になるんです。
「伝わらない」理由
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それでは、なんで↑の言葉が「伝わらない」のか説明しますね。
例えば「〇分以内に自己PRをお願いします(〇分以内なら短くてもOK)」
という、どこの自治体でもよくある質問で説明します。
この質問に対して、ひどい自己PRをされたことがあると聞いたことがあります。
おなじみの?諸事情で完全再現はできませんが、こんな自己PRです。
私の強みは「責任感」です。
私は学生時代に新しいことにチャレンジしようと思い、新しくサークルを立ち上げました。
新しいチャレンジだったので、多くの困難に直面しました。
しかし、辛いことがあっても、持ち前の責任感と粘り強さを活かして、あきらめることなくがむしゃらに挑戦することができました。
この挑戦を通じて、あきらめないことの大切さと挑戦することの楽しさを知りました。
〇〇に入ってからも、様々な問題に直面するかもしれません。
その際も、責任感を発揮してどんな問題も克服していきたいです。
「え?...これ何がダメなの?」と思った方
そのままだと超人材不足の業界しか受かりませんよ!
公務員も論外です。
何がダメだったか分かりますか?
分からない方のためのヒントです。
「この自己PRを聞いて、あなたは発言者の経験や性格をイメージできましたか?」
ヒントというか答えですね(笑)
多分何にもイメージできないと思います。
そもそも分かることが、「この人は学生時代にサークル立ち上げたんだな」くらいですよね。
具体例がないので、情報量が塵レベルです。
塵も積もれば...って言葉もありますけど
20~30分の面接ではこの人を判断できるレベルの情報は期待できません。
超優しい面接官なら「どんなサークルか、どんな困難があったか具体的に説明できますか?」と聞くかもしれませんが...
僕なら「まともな答えは返ってこないだろう」と判断して、次の質問にいきます。
ちなみに、この時点で「落とす」と決めちゃいます。
こんな「ふわっ」とした言葉しか言わない人と僕は仕事したくないですし
雇ったらこの人の上司から人事にクレームくること間違いなしです。
どうすればいいの?
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では、どうすればいいのか解説します。
といってもやることは1つだけです。
それは
具体的な例を使って説明する
たったこれだけ
直してみましょう
それでは、悲惨な自己PRを改善してみます。
やることは、「具体例を追加する」だけ
ただし、無駄な部分も多いので、そこは消します。
あと、情報量が「新しいサークル」を立ち上げたしかないので、それを活かして作ります。
直した結果
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私は学生時代にボランティアサークルを立ち上げました。
新しいチャレンジだったので、多くの困難に直面しました。
例えば、サークルを立ち上げたもののメンバーが2人しか集まりませんでした。
そこで、メンバーを10人以上に増やすことを目標にサークルのPRを行いました。
具体的には、SNSを利用して活動をアピールしたり、大学にお願いして学生専用のサイトでサークルの活動報告を掲載してもらいました。
その結果、1年で10人のメンバーを集めることに成功しました。
目標設定と、それを達成するためのあきらめず努力することが必要だと学びました。
〇〇に入ってから、様々な問題に直面するかもしれません。
その際も、目標を設定し、その達成のために努力して問題を解決していきます。
これでこの人が具体的に何をやったかイメージできるようになったと思います。
具体例があるだけで、「新しいチャレンジ」「あきらめず」「多くの」という言葉に現実味が増しますよね?
いくら「責任感」とか「新しいことにチャレンジ」とかそれっぽいこと言われても、具体例がないと信頼できません。
面接は相手(面接官)に評価されないと意味がないので、 具体例・実例を使って、相手を納得させることが大切なんです。
まとめ
・「コミュニケーション力」「協調性」「責任感」みたいな言葉は具体例と一緒に使わないと、相手(面接官)に伝わらない
・伝わらないと評価の使用がないので、落とされるリスク大!
・面接は相手(面接官)に評価されないと意味がないので、 具体例・実例を使って、相手を納得させることが大切
ひどい自己PRの例を見て、「私(僕)のもこのレベルだ!」とドキッとした方もいるかもしれません。
もしも、修正前の自己PRで面接に挑むつもりの方や、もう挑んだけど落ちた方は、さっそく直してみてくださいね。
あと、個人的な話ですが、この記事からテーマをLION MEDIAからAffingerに変更しました。
不慣れな分、読みにくさもあったかもしれません。
申し訳ないです。
とにかく作業してもっと読みやすい記事を書けるよう取り組みますので、今後ともよろしくお願いします。
最後まで読んでくださりありがとうございました。