公務員の待遇

公務員はラク・安泰だと思っている人へ。現実...暴露します!

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公務員は安泰ってよく聞きますよね?

 

僕は元公務員なのですが、親戚や大学の同級生・後輩、お気に入りの美容師さんにまで、「公務員なの!?一生安泰じゃん!いいな~」と言われていました。

 

実際にいいところもたくさんありますし、コロナウイルス騒動で多くの企業の業績が悪化する中でも、公務員はやはり安定しています。

 

でも皆さんが思っているような、仕事が楽で待遇もよくて、一度なってしまえば人生勝ち組のようなものでは必ずしもありません。

 

そこで今日は

・「公務員は楽で一生安泰」という理由で公務員を目指している人 だけでなく

・やりたい仕事をするために公務員を目指している人

のためにも

 

元公務員の僕が実際に体験したり、友人Y(公務員)から聞いたことを踏まえて、公務員のリアルを検証していきたいと思います。

 

僕と友人Y(市役所職員)の経歴

 

まず僕の経歴を説明します。興味ないと思うので、とばしても大丈夫です。

 

10代でくも膜下出血を患い、浪人し、国立大学に入学、大学院を出て、民間企業に就職しました。

しかし、くも膜下出血の後遺症のてんかん発作が起き、さらに出血の原因になる脳動脈瘤が再発。入院→手術で復帰するもクビになり無職になりました。

  

その後、地元の市役所を受けるも落ちて公務員浪人&アルバイト生活に突入。

リベンジに燃え、なぜかレベルを上げて受けた政令指定都市の市役所に合格しました。  

さらに前年落とされた地元の市役所にも合格しましたが、 政令市の市役所を選び面接官として4年間を含め10年間働きました。

  

その後、妻の転職に合わせて公務員を辞め、今は友人が経営する障害のある方の就労支援事業所で面接対策や公務員志望者のサポートをしています。

  

すみません。長くなりました。

  

あと、この記事で参考にした友人Yの経歴も。

僕と同じ大学院を卒業後、地元の市役所に合格(僕はおちたのに)

その後、2回の異動を経験し、現役の市役所職員(企画課)です。

 

公務員が楽・安泰といわれる理由

 

では、本題に入ります。まずは世間で公務員が楽で安泰だと言われる理由をあげていきたいと思います。

 

・完全週休2日制

・産休や育休が取りやすい

・定時に帰れる

・パワハラがない

・残業代が出る

・リストラがない

・給料は年功序列で上がっていく

思いついたら随時追加していきすが、以上に挙げたことが主な理由かと思います。

 

これが全て本当ならホワイト中のホワイト企業ですよね。

 

実際はどうなの?

 

では!実際のところはどうなのか、1つずつ見ていきましょう!

 

完全週休2日制

 

まず「 完全週休2日制 」ですが、これに関しては「原則」その通りです。

 

たまに選挙の時の投票所の管理、災害時の避難所開設などで土日出勤がありますが、その分休日手当てがしっかり出ます。

 

なかなかの額(僕がいた自治体では投票所運営・開票作業で1日3万円以上)がでるので休日出勤になったら嬉しかったです。

 

休みに関してあえて問題をあげるなら、長期休暇をずらしてとることになるくらい。

 

長期休暇中でも最低限の人は確保しとかないといけないので、新人、独身、子供がいない人はずらして長期休暇を取ります。

(子供がいれば新人でも世間と同じタイミングで長期休暇を取れる時もありますが、こればかりは上司次第です)

 

しかし、GWは出勤する代わりに5月中旬~6月上旬に1週間休んだりできます。

 

僕は人混みが苦手なので、世間の休暇が終わり人が減った観光地やお店をゆっくり満喫できるので嬉しかったです。

 

公務員の休暇についてはコチラの記事で詳しく解説しています。

⇒公務員の有給や休暇の実情を解説

 

ただし、緊急時は休みなし

 

ちなみに大規模災害時などの緊急時には休みはありません

 

友人Yは去年の西日本豪雨の際に20連勤を経験したそうです...

 

20連勤ですよ...労基も真っ青です。

 

僕も数年前の豪雨災害で13連勤を経験しました。

 

基本は完全週休二日制ですが、災害などの緊急時には休日という概念が消えるので、覚悟してください。

 

ただし、災害のような緊急事態でもしっかり手当は出ますし、20連勤した友人は「ボーナスが1回増えたレベル」と言っていました。

 

産休や育休が取りやすい

 

某大手企業が育休明けの職員を転勤させて問題になりましたよね。

 

民間企業では育休取得が難しい(特に男性)状況が改善されていないようです。

 

一方で、公務員は男性の育休取得率はまだ低いものの、休暇の期間が長く、復帰後のサポートも充実しています。

 

小泉大臣が育休を取って問題提起をしたことで、公務員の育休制度が改善される可能性もありますし、特に育児と仕事を両立したい方には公務員はオススメです。

 

公務員の育休や産休についてはこの記事で詳しく書いてます。

⇒公務員は育休・産休はどれくらいとれる? 人事が解説します

 

定時に帰れる

 

次に「 定時に帰れる」ですね。ここでは友人Yの証言も紹介しますね。

 

定時に帰ったことある?

 

もちろん!だっておれ公務員だぞ!

 

毎日7時(うちの部署の定時)には帰れてる...

 

そうだよね...
 
だいたい一緒だよ....でも、定時とは一体......

 

僕が定時(17時過ぎ)で帰ったのは最初の研修だけで、その後の数年間は職場を出るのは7時以降、繁忙期には家にはシャワー浴びて着替えるためだけに帰宅、それ以外は職場ということもありました。

 

でも、人事から人事委員会に配属されると、繁忙期以外は週に2.3日は定時か2.30分の残業で帰れるようになったので、どの部署に配属になるかが超重要です。

 

ちなみに、友人Yは今は花形部署の企画課ですが、その前は保健福祉系の部署を渡り歩いてきた人のため、残業時間がひどいことになっています。

 

部署別の残業時間はコチラの記事にまとめてあるので気になる方はどうぞ

⇒地方公務員(政令市)の激務な部署ランキング

 

部署によって忙しい時と忙しくない時で帰宅時間にムラはありますが、毎日定時で帰ることができる部署は少ないです。

しかし、少ないと言っても定時になったらほとんどの人が帰る部署も。

 

ただし、数年以内に大規模災害(地震や豪雨など)があった自治体は各部署から人員を集めて「災害対策」関連の部署を作ったり増員します。

それによって他の部署は人手不足になり、さらには災害関連の業務が生じるなどして定時帰りは難しいです。

 

(窓口業務のある部署からはあまり人員を集めませんが、災害時は災害とあまり関係ない部署でもクレーム等も増えるので業務以上にストレスが増えるとのこと)

 

そのような異常事態を除けば、早く帰れるかどうかはその人の能力と部署(の忙しさ)によります。

 

こちらの記事で忙しい部署、暇な部署を僕の独断と偏見で書いています。

⇒公務員は楽な仕事? 暇な・大変な部署を公開します

 

パワハラがない

 

さて、次にいきましょう...

 

「 パワハラがない 」ですが...人が働く限りパワハラは消えないのではないかと僕は思ってます。

飲み会断ったら、嫌われたら、めんどくさい作業ばかり押し付けられる、怒鳴られるなんて民間・公務員問わずどこに行ってもあることです。

 

ただし、これは部署によるので僕が配属された部署は飲み会は無理なら断ってOK上司も先輩も優しい部署でした(残業が酷い部署はありましたが)

 

それに同じ公務員でも警察や消防、土木系の同期は飲み会が多いと言っていましたが、事務職は多くの部署が部署レベルでの飲みは年に数回(新歓迎会、忘年会、まれに納涼会くらい)なのでそこまで負担にはなりません。

 

またパワハラに関しても最近は厳しくなり気を付けている上司は多いですが、上司次第で変わってくるのが現状です。

そのため、どの職種かやどこに配属されるかで変わってくると思います。

 

残業代が出る

 

どんどん行きましょう!「残業代が出る 」ですが...

 

残業代に関しても「部署による」としか言えません。

 

これは配属された部署が、残業代の分まで予算を確保できているかどうかにかかっています。

 

公務員の給料は皆さんの税金からでてますから、好き放題使っていいわけではありません。

 

限られた予算の中で、市民サービス、様々な事業を最優先で進めるため、部署によってはサービス残業当たり前のところもあります。

 

ちなみに僕が配属された部署(人事や予算関連の部署)はどこも残業代出ましたが、同じ市役所内でもあまり出ないところもありました

 

ハズレをひいたら多少のサービス残業覚悟してください。

 

リストラがない

 

最近超大手企業ですらリストラを始めたので、これは気になることだと思います。

45歳以上はクビ!? NEC、富士通、コカ・コーラetc.でリストラが進行中 日刊SPA

 

超大手ですらリストラがある中で、今のところ公務員のリストラはありません

 

僕のところも、友人Yのところも同様で、何か問題を起こさない限りクビにはなりません。

公務員がクビになるケースはコチラの記事で解説しています。

⇒公務員でもクビになる?解雇になるパターンを元人事が解説

 

友人Yの先輩にストレスで心を病んで数か月おきに来なくなる(休職する)人がいるらしいですが、そんな人でも辞めさせずにいてくれます。

 

しかし、今後は公務員でもリストラも可能性は低いですが、あり得るのではないかと思います。

 

公務員の将来を元人事の目線で予想したので、気になる方はご覧ください。

⇒公務員の将来は明るい? 元人事が予想します

 

給料は年功序列で上がっていく

 

これも今のところはその通りです。

 

公務員の場合、役職での差はないわけではありませんが 民間に比べてとても小さいです。

 

それよりも基本的に年功序列制をとっています。

そのため、なんであんなに仕事できない人が高い給料もらってるんだ?って現象が生じます。

 

なぜなら、結果を出さなくても、何も問題を起こさずただ在籍していれば給料が上がるからです。

 

しかし、この制度もいずれは破綻すると私は思っています。

 

ちなみに地方公務員(一般行政職)の給料をまとめたので、気になる方はこちらもご覧ください。

⇒地方公務員の給料【年収・ボーナス・退職金全て公開します】

⇒2019年冬【最新版】公務員の冬のボーナスをまとめました!

 

まとめ

 

以上が元公務員の僕が経験した公務員の現実です。

 

災害などの緊急時を除けば完全週休2日制

・産休や育休が取りやすい

・定時に帰れない

・パワハラは部署・上司次第だけどある

残業代が出るところと出ないところがある

リストラがない

給料は年功序列で上がっていく

 

残業代や休暇などは十分ホワイトな方だと思いますが、公務員=超ホワイトというイメージを持っていた方には意外な内容だったかもしれません。

 

今後も書き加えたり、他にも公務員の情報をかける範囲で書いていこうと思います。

 

また、このブログでは元面接官視点で公務員試験対策を紹介しており、公務員を目指す方には以下の記事がオススメです。

 

読んでくださりありがとうございました。

 

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