公務員

公務員になると人生の難易度は上がるのか?

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先日、インフルエンサーのマナブさんがこんなツイートをされました。

 

https://twitter.com/manabubannai/status/1142427615078125569

 

早速、記事も読みましたが、マナブさんも以前は公務員を目指してたの知りませんでした。

 

また、先見性のあるマナブさんならではの視点で、公務員になることのリスクが解説されてました。

 

公務員になりたい方はぜひ読むべき記事だと思います。

 

今回はマナブさんの記事を参考にさせて頂きながら

本当に「公務員になると人生の難易度は上がるのか」


元人事(採用、人事異動を担当)が解説します。

 

マナブさんの記事

 

まず、記事の内容を箇条書きするとこうなります。

 

・公務員は安泰と言われるけど、「公務員は不安定」

・理由は「市場価値が上がらないから」

・さらに、「将来的にはリストラされるから」

安定幻想は捨てて、挑戦(行動)しよう!

 

読んでてやる気も出るし、ためになる記事だったのですが、僕がまとめると魅力が落ちてしまいました。

すみません。

 

ぜひ、いや絶対マナブさんの記事読んでください!

【悲報】公務員は安定しないと思う理由【人生の難易度が高まります】

 

公務員目指している以外の人だけでなく、ブログとか副業に挑戦してる・したい人は勇気もらえます!

 

話を戻すと、公務員は

「市場価値が上がらない」上に

「将来的にはリストラされる」

というリスクがあるから

「公務員になるのは人生の難易度を上げる」


と結論づけられてます。

 

記事の中には、その通りだなと思うことも、そうはならないかもと思うこと両方ありました。

それぞれ解説しますね

 

公務員は市場価値が高まらない?

 

これはその通りです。

 

マナブさんの言葉をかりれば

「公務員歴3年の男性と、ベンチャーで3年ほどゴリゴリ働いた男性なら、大半の経営者が選ぶのは、後者ですよ。」

【悲報】公務員は安定しないと思う理由【人生の難易度が高まります】  manablog

 

その通りで、何の異論もありません。経営者ですらない元人事の僕でも後者を選びます。

 

ただ、これは公務員以外の仕事にも言えますよね。

 

ただなんとなく社会人を3年やった人と、ベンチャーで3年ゴリゴリに働いた人なら、誰でも後者を選びます。

 

つまり、公務員であろうとなかろうと、目的意識を持ったり、スキルを磨きながら、働くかどうかが大切です。

 

公務員の仕事は毎日同じことの繰り返しになる場合が多いので、目的意識を持って働くのは大変です。

 

ただし、部署によりますが、スキルを身につけることができる部署もあります。

 

人事や財政系、社会福祉系は専門の知識が付きます。

 

特に僕は人事で異動にも採用にも関わったので、転職活動はかなりスムーズに行きました。

 

ちなみに
①公務員予備校
②人材派遣系

で高い評価を頂きました。

 

公務員予備校は公務員を目指す人が通う学校なので

公務員、特に公務員を採用した公務員を欲しがるのは当然ですよね。

 

※採用経験なくても公務員ならほぼ確実に公務員予備校には簡単に転職できます

 

また人材派遣系も大手を含めて、何社か受け内定を頂きました。

 

多分皆さんも聞いたことあるとこです。

 

こちらも「公務員採用経験者は珍しい!」とかなり高評価を下さいました。

 

でも、これは僕が人事課にいたからだと思います

 

全ての公務員が人事課を経験できるとは限らないので、公務員から民間への転職は人によっては苦労するかもです。

 

それに、いくつかの企業では

「うちは公務員は取らないから」

「公務員が転職活動してるのおもしろいなあと思って会っただけだから」

と言われました。

 

会社名を晒そうか迷いましたが、我慢しておきます(笑)

 

ただし、仕事を通して(or副業や独学で)スキルを身につけて、民間(大手)に転職した同期もいるので本人の意識と受ける企業次第ですね。

 

将来的にはリストラされる?

 

これはいつになるかはわかりませんが、公務員もリストラされるようになります。

 

リストラされる理由はマナブさんの記事では「AIの導入により、作業が効率化されるため」とのことですが、僕も同じ意見です。

AI導入による公務員の業務の効率化はこちらの記事で紹介しています。

50時間の仕事が数秒で完了!? 公務員も絶対にAIを導入します

 

しかし、10年や20年で大きく動くとは考えられません

 

公務員の仕事には印鑑文化や手書き文化が根強く、作業の効率化をすべきところが多いです。

 

そして、脱印鑑文化の先駆けとして、去年政府が「印鑑を使わない手続きのデジタル化」に取り組みました。

 

でも、印鑑業界の強い反発を受け、その取り組みは挫折しました(笑)

印鑑廃止、業界団体の反発で見送り

 

公務員の仕事を効率化できれば、リストラに繋がるはずですが

 

公務員の仕事に根付いた「無駄」な文化は、簡単には払い去ることができません。

 

組織の内部にいて、他の部署よりも多くの情報が集まる人事(しかも人事異動担当)にいた僕が保証します。

 

本当なら保証なんてしたくないですが

 

そのため、あと10年.20年は安泰です

 

公務員が安泰な理由

 

今後は人口減少が続き、税収が減り、公務員だけでなく、どの業界も将来は悲惨です。

 

例え大手にいても、

「いつその会社が不祥事で大炎上するか」

「リストラの対象になるか」

誰にも分かりません

 

しかし、公務員は別だと言えます。

 

その例を紹介しますね。

 

財政破綻した夕張市

 

皆さんは夕張市を知ってますか?

 

メロンが美味しいとこです笑

ごめんなさい、夕張メロンのイメージが強い...

 

この夕張市は2007年に財政破綻しました。

 

民間でいうと、民事再生法を適用・倒産です。

 

それによって職員の約半数が(自主的に)退職しました。

 

しかし、その際に高額な退職金が支給され問題になったんです

(例えば50代の早期退職者の退職金は数千万円

 

これは、民間ではありえないですよね。

 

さらに、まだ再建中なのに、残った職員の給料は平均550万円です(平均年齢44歳)

 

参考までに同世代の平均給料と比較してみましょう!

 

・男性:531万円 (平均年齢 45.9歳)

・女性:287万円 (平均年齢 46.2歳)

・全体:432万円 (平均年齢 46.0歳)

国税庁「平成29年分民間給与実態統計調査結果」より

 

財政破綻した自治体ですら、民間よりも多く給料をもらえます。

 

しかも、民間のように容赦ないリストラはせずに、あくまでも「希望退職」をつのります。

 

その上、高額な退職金が支給されるので、定年退職を数年後にひかえた職員が主に辞めていったそうです。

 

45歳以上を容赦なくリストラしようとしてる大手よりも優しいですね。

 

橋本さんですら2人だけ

 

公務員改革と言えば元大阪市長の橋本さんのイメージが強いですよね?

 

あの人は、2015年に公務員を不祥事以外の理由でクビにするという改革をしました。

 

その理由は、あまりにも勤務態度の悪い(ミスが多い、遅刻する、真面目に仕事をしない、市民対応が悪いなど)ためだったそうです。

 

これによって、不祥事以外で、つまり普段の勤務態度や成果で公務員をクビにできる流れが生まれるかと思いました。

 

しかし、この時はクビになった職員がマスコミにでて文句をいったり、反発する職員が多くいたそうです。

 

クビにならない職員も行動した理由は、リストラの流れが広がるのを防ぎ、自分たちの安泰、安定の地位を守るためです。

 

そのかいもあってか 、同調する自治体は全くなく、公務員改革はそれ以来止まったままです。

 

民間は「終身雇用制度」が崩壊し実力主義の世界に突入し、能力のない人は容赦なくリストラされそうですが

 

公務員はまだまだ安泰のままいきそうですね。

 

もしも、リストラ制度を導入しようとしても、公務員の安定性を守るため

公務員自体が制度の導入を阻むと大阪市の例を見ると分かります。

 

公務員を目指すべき理由

 

たしかに 将来的には、公務員はリストラになるかもしれません。

 

さらにリストラになっても、転職先を見つけるのに苦労します。

 

でも、それは民間にも、さらには民間の大手企業にも言えることです。

 

30代、40代でリストラになると、「新卒大好き」な習慣が強い日本では苦労します。

 

また「リストラになった人」=「そこまで優秀ではない」と人事は判断する傾向もあるのも否定できません。

 

なので、公務員・民間を問わず、そう簡単に転職はできません。

 

その際に少しでも転職を有利に進めるのに必要なのが、「スキルを持っている」ことです。

 

もちろん、民間の方が同じ業種内で使えるスキルを身に着けるのが楽です。

 

それに対して公務員は配属次第では、特定のスキルを身に着けるのが大変です。

 

一方で、公務員ならではの利点もあります。

 

例えば

最も信頼度の高い職業(クレカ・ローン申請時は最強)

→自己アフィリなど副業のスタートには最適

・育休などの休暇制度が整っている

→パパママブログに挑戦できる

給料が民間に比べて高い(大手には負けるが、平均以上。地方なら上位層)

→民間に比べて経済的余裕があるので、挑戦しやすい

研修体制やスキルを学ぶための補助制度が整っている

→無料(税金)でスキルを身に着け、セミナーや研修に参加すると給料も出る

当分はリストラにならない安心感

があげられます。

 

この恵まれた待遇を活かさない手はない!と僕は思います。

 

僕の思う(理想の)公務員の在り方

 

最後に、「公務員の好待遇ともうしばらくは続く安定感」をどう活かせばいいか僕なりに提案します。

 

公務員の好待遇に甘んじてばかりでは、変化についていけなくなります。

 

そこで、甘い汁を吸えるだけ吸って...

 

...それっぽく言い直します。

 

「公務員のいい所を可能な限り享受して、副業をしながら少しずつ自分で稼ぐスキルを身に着ける」のが最強だと思います!

 

まとめ

 

・公務員は市場価値が高まらない?

目的意識を持ったり、スキルを磨きながら、働くかどうかが大切

・将来的にはリストラされる?

数十年先にはリストラになるかもしれないが、簡単には変わらない

・自治体が財政破綻しても公務員は守られる

「公務員のいい所を可能な限り享受して、副業をしながら少しずつ自分で稼ぐスキルを身に着ける」のがオススメ

 

「公務員になると人生の難易度は上がる」とは言えませんが

公務員というかりそめの安泰(安定)に安心していると、将来大変な思いをするかもしれません。

 

なので公務員になったとしても、副業やスキルなどに挑戦することが大切です。

 

 

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

 

明日からは(今度こそ)よりいっそう気合を入れて面接対策の記事を書きます!

 

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